第八十五話 ラルヴァVSルース&グラウス
ラルヴァ「フレイムヴィクトリーソードで、斬り刻んであげましょう。」
ルース「斬り刻まれるのはどっちだ?カタストロフクローで。」
ラルヴァは器用に指で武器を回転させた。
ルースはクローを構えながらラルヴァにむかってはしっていく
グラウス「うわ、俺の出番なさそう・・・観戦していよう(蹴)」
ラルヴァ「そんなに接近して、いいんですかねぇ・・・?」
ラルヴァは武器を前に出して回転させた
ルース「防御体制か・・っ!」
ラルヴァ「フフフ。この防御をしながら攻撃を素早く繰り出すことも可能。迷っていると・・」
ルースがおどおどしていると、風が吹き出してきた。武器を回転させているからである
ルース「くそっ・・・!余計攻撃しにくいじゃないか!」
ルースは走りはじめたが、風が強くなって走ってもその場で進まずあげくの果てには走っても少しずつ押し戻されるのであった
ラルヴァ「すきだらけですよ・・?」
ラルヴァは今度は後ろで回転させた。
それがジェットホバーの役割になり、高速でルースに近づいていった
ルース「うぁっ・・・・!!」
ラルヴァは思いっきりフレイムヴィクトリーソードでぶったぎった。
体は真っ二つになってしまった(水なので決して死んではいない
そのときルースの斬ったところから蒸気がふきでてきた
ルース「あ・・・つ・・・・い・・・・!!!」
またもやルースの体が欠けてしまった。腹がなくなり肋骨部分と腰部分がくっつき悲惨な体になってしまった
ルースはその場で倒れた・・・・
ラルヴァ「おや・・・?これは少し触るだけで燃えてしまうということはしらなかったんですね?フフフ・・・」
ラルヴァはさらに続けて斬ろうとした
グラウス「やべぇじゃん!俺もいかなきゃ・・・!」
グラウスはルースの前にかばうように立ち、斬られる寸前でなんとかガードした
ラルヴァ「邪魔ですね・・・・」
ラルヴァは左刀、右刀で続けて攻撃するが全てガードされている
グラウス「スピードは俺に負けるだろうがよ!」
ラルヴァ「ふむ・・・しかし、少し力をこめればいいことだ!」
ラルヴァが渾身の力をこめて斬ろうとしたとき、ルースが起き上がり、グラウスの前に水を束ねてガードした
その水は一気に蒸発したが、攻撃は防げた
グラウス「ありがとうな!」
ルースの姿はいつの間にか戻っていた。
ルース「地下水はあるんだな・・少しすわせてもらった。それに、そっちは熱気ならこっちは、冷気だ・・・・」
ルースはクローを構えラルヴァに向かっていった
ラルヴァ「またですか・・同じことをくりかえそうと?」
ラルヴァはさっきとおなじように武器を前にだし回転させた
ルースは迷うことなくそのまま攻撃した。
武器とラルヴァの武器がぶつかりあう音はとてつもなくうるさい。しかしその音は少しずつかわっていった
ラルヴァはとめずに回転させているのでまだつづいている
ラルヴァ「なんだ・・?少しずつ重くなったような・・・!!!」
ルース「お前の武器を、みてみろ・・!」
ラルヴァ「なっ・・・・!?」
ラルヴァの武器は、氷の塊につつまれていたのである
ルース「温度チェンジだ・・・体温、ともに武器の体温・・いや、温度を、とてつもなく冷たくした!」
ラルヴァ「くそっ・・・・!全然とけませんねこれはっ・・!」
ルース「そういうことだ・・!」
ラルヴァ「近距離攻撃ができないなら遠距離ですればいい・・・!」
ラルヴァはカチンコチンになった武器を、ルースになげつけた
ルースはその武器を持ち、さらに凍らせてしまった
ラルヴァ「馬鹿ですね・・・・!」
ラルヴァはその自らの武器を爆破させてしまった
ルース「ぐ・・・ぅ・・・!!!」
ルースはいま氷状態なので、体が砕けそうになった
ラルヴァ「こんな武器など、二つ一緒に作れはしないが壊れれば作り直すことができる。」
ラルヴァは再び手から炎を発させ、剣でも爪でもないようなものに形をかえていった。
ルース「覚醒後特有遠距離武器かっ・・・!」
ルースも爪からなにやら別のものに形をかえた
ラルヴァの手には、両手に拳銃があった
ルースの手には、超長い双剣があった
ラルヴァ「遠距離VS遠距離で、いきましょうか・・・!」
ルース「望むところだ!」
続く