第六十二話 弱点
EVは強く壁に叩きつけられて、倒れた。そしてEVは壊れた。
グラウス「よっしゃぁ!!倒したぜ!!!EVを!!!!」
チャカ「疲れたの~・・・・」
リカバー「結構強かったですね」
フラッシュ「もうあんなのとは戦いたくないチャオ」
その時、EVの破片が動いて一点に集中するのが見えた
グラウス「ま、まさか・・・・・」
EV「ソノマサカダ」
なんとEVが復活した!
さっきと違って足がなく、ホバーで浮いている
上半身だけになったがいろいろなパーツがある
EV第二形体(2)「サア・・・・・ジゴクヘオチルジュンビヲシロ!!」
グラウス「うるせぇポンコツ!誰が地獄に落ちる準備しなきゃなんねぇーんだよ!」
その時にフラッシュに口を押さえられた
グラウス「ふがっ・・・・くくっ!」
フラッシュ「もう喋るなチャオ!!!」
EV2「ナニヲゴチャゴチャイッテイル!」
EV2が両手を開き始めた。
攻撃の合図のようだ。
リカバー「こんなことしてる場合じゃありませんよ!逃げよう!」
リカバーが一瞬にしてみんなをEV2の死角に移動させた
そしてリカバーがEV2の前に立った
グラウス「リカバー!無茶はするな!」
チャカ「そんな事やってたら死んじゃうの~!!」
リカバー「いいから!必ずチャンスを作ります!信じてください!」
グラウス「・・・・・・分かった。でも必ずだぞ。」
EV2「シヌガイイ!!ロケットパンチ追跡式!」
EV2の手が切り離されてこちらに向かってきた。
リカバー「追跡かぁ・・・・・そうだ!」
リカバーはEV2を見て思いついた。
リカバーはへこんでいるななめの壁に向かって走った。
そしてソニックみたいに壁を走って高いところまで少しずつ上がっていった
リカバー「大体ここあたりかな・・・・」
下を見るとEV2を見下ろせるほどの高さだった
でもどんどんロケットパンチが迫ってきている
リカバー「よし!そろそろ・・・・・・・」
そして、壁を強く蹴ってロケットパンチに乗った。
リカバーはそれを足場代わりに使ってEV2に向かって勢い良く飛んだ。
EV2「ナ・・・・・・・・ナンダトッ!?」
リカバーは運良くEV2の頭の上に着地した。
そしてすばやく後頭部に隠れた
EV2「クソッ・・・・・・・・フリオトシテクレルッ!!」
EV2は激しく体を揺さ振った。でもリカバーは頑張って張り付いた。
その時、ロケットパンチがEV2の顔面に向かって飛んできた
EV2「シ、シマッタ・・・・・ロケットパンチの操作ハ自動二・・・・・カ、解除ヲ・・・・・」
しかしそれは間に合わなかった。リカバーの計画どうりEV2は落ちてきた。
リカバー「今がチャンスです!早く!」
グラウス「おし!分かった。このチャンス、絶対無駄にしねぇ!」
そして、EV2が凄い衝撃と共に落ちてきた。
グラウスはEV2に向かって凄いスピードで走った。
EV2はひるんでいた。しかもさっきの衝撃のせいか、体十の装甲がはがれていた。
グラウス「これなら攻撃がまともに効く!解放!ライトニングバースト!」
グラウスは手に電気を溜めた。さらに一気に放出した。
EV2は体十に激しい電気が回って壊れてバラバラになった。
グラウス「今度こそ・・・・・・!?」
まだだったのだ。EV2が復活してしまった。でも、グラウスは見た。直る時にハートの形をしたものが見えた。
グラウス「ハート=心臓=コア=・・・・!!」
グラウスはパチンと手を叩いた。
もしかしてあれが弱点かもしれないと、グラウスは思ったのだ。
あれを壊せばEVを倒せるかもしれない・・・・勝利の道が開くかもしれない・・・・・
グラウス「やいポンコツ!もうお前を倒せるぞ!覚悟しやがれ!」
EV3「タオス・・・・?ククククク・・・・ジャクテンガワカッテモ、タオセナケレバイミガナイ・・・・・」
グラウス達「!!!!」
それは恐ろしい姿だった。
ドラゴンのような姿で、でかい翼があった。
口にはむき出しになっている牙があり、
手足には鋭い爪があった。
EV3「コンドコソ・・・・・・・・・オワカレダ。」
続く!!