第四十六話 悲しみ、そして恨み
グラウス「ひとつ・・・・言っておく事がある・・・・」
エルヴァ「あ・・・・・?何だ・・・・・・?」
グラウス「後一回でも俺の仲間に触ってみろ・・・・絶対ゆるさねぇぞ・・・・・」
エルヴァ「それがどうした・・・・?」
エルヴァはグラウスを押してきた
グラウス「ゆるさねぇって言ってるだろが・・・・・」
グラウスはエルヴァを押し返す
エルヴァ「俺だって四天王を侮辱されたんだ・・・・」
エルヴァはまたグラウスを押している
グラウス「俺は仲間が攻撃されるのを見ていると命が削れるように心が痛くなる・・・・」
グラウスもエルヴァを押し返す
グ&エ「うおおおおおおっ・・・・・・」
気と気がぶつかり合っている
そして数分後、気が爆破を起こしてどっちも吹っ飛んだ
それから数分後煙に影が・・・・
立っていたのはエルヴァだった
エルヴァ「ハァ・・・・・・ハァ・・・・どうってことないな・・・・・・後はこの三匹を始末するのみ・・・」
エルヴァはフラッシュに向かって爆裂拳で攻撃した・・・・が
ドゴォーン!
エルヴァ「へへ・・・・・いっちょうあがりぃ・・・・・!?」
なんとフラッシュは悪魔に半分心をとられたまま起き上がり爆裂拳を受けているのにもかかわらず傷ひとつなかった
フラッシュ「・・・・・・・・コロス」
ヒュン!っとフラッシュはエルヴァの視線から消えてしまった
エルヴァ「なんだあいつは・・・・・!!」
フラッシュ「・・・・・・・・・・・シネ」
エルヴァ「!!」
エルヴァは剣をすばやく拾い、防御した
フラッシュ「・・・・・・・・ナゼ」
エルヴァ「は?」
フラッシュは涙を流していた
エルヴァ「(前にメギド様にもそんなことがあったような・・・・?)」
エルヴァのちょっとした過去
メギド「四天王、アルティメットトリプルズ、話がある」
????「なんですか?メギド様」
ガルグ「どうかしたのですか?」
インビル「またいつものあれか・・・・・?」
エルヴァ「じゃなきゃいいけどな、」
ラルヴァ「メギド様、僕達にまたいつものあれを?」
ディン「カンベンしてくれよぉ~。いつも命がけだからひやひやするぜぇ~」
エアー「ま、俺はだいじょうぶだがな♪」
メギド「ああ、またいつものあれだ・・・・止めてくれ・・・・」
メギドの目が赤くなってゆく
エルヴァ「なあ、クソバカ兄ちゃん。なぜメギドはいつもああなんの?」
ラルヴァ「メギド様は悲しみを抱えているのだ。幼いときになにかあったんだろうな・・・・・」
エルヴァ「つまり悲しい事があったらああなんのか?」
ラルヴァ「まあそうです」
そして今
エルヴァ「悲しい時・・・・ああなるって、兄ちゃんが言ってたな、」
フラッシュ「・・・・・・・・ナゼミンナヤッツケタ・・・・」
フラッシュが周りを見るとグラウスは大量出血で気絶してチャカは黒こげ、そして体中が血だらけでいまにも死にそうな状態である。リカバーは体中はれていて、血だらけだ
エルヴァ「悲しみ・・・・・俺はいけないことをやったのか?その気持ち・・・・俺にも分かるけど・・・・・」
フラッシュ「・・・・・・・・・ユルサナイ・・・・・・・」
エルヴァ「なら・・・・・・気が済むまでやれ、あるいは俺を殺すか、俺も悲しい気持ちは分かる。何となく、分かる・・・・・変だよな、敵がこんなことしててさ・・・・・」
エルヴァは再び剣を捨てて、座り込んだ
フラッシュ「・・・・・・・(死ぬ気チャオ・・・・・殺したくないチャオ!いくら仲間が今のような状態にされても・・・・チャオは殺したくないチャオ!動くな!自分の体!・・・・・)」
続く!!