第四十話 心への攻撃
二階
そこは真っ暗な部屋だった
グラウス「あんなこといわなきゃよかったよ・・・・」
リカバー「大丈夫ですか?」
フラッシュ「なにかこの部屋にいるチャオ?」
チャカ「僕も感じるの~」
ブラック「・・・・・・・・我の名、ブラック」
グラウス「うっわ!いきなり出てくんな!つーかどこだ!?」
ブラック「フン」
ドゴ!
フラッシュ「いった!そこチャオね!」
ズバァ!
リカバー「ぐああ!人違いです!」
ブラック「はぁっ!」
ズバァ!
グラウス「ぐ・・・・・そこかぁ!」
ゴンッ!!!!!!
チャカ「痛い~!心も痛い~」
グラウス「チャッチャカなのか!?すまん!」
ブラック「ククククククク・・・・・」
ズババババババババ!
グラウス「ぐああああああ!!!!」
チャカ「ど、どこなの~!?」
リカバー「チャカ!ヒソヒソ・・・・」
チャカ「なるほど・・・・・」
ブラック「そこの、隙がありすぎだ」
ズバン!
ブラック「な・・・・・綿!?」
フラッシュ「そこチャオ!」
ブラック「ちっ・・・・・・」
突然明るくなった
ブラック「闇の中で戦うのは嫌だろうな。正々堂々と戦ってやる」
グラウス「ならやりやすい!ライトストライク!」
ブラック「遠距離攻撃か・・・・」
スカ!
グラウス「すばやいやつめ・・・・」
ブゥゥゥゥゥーン・・・
ブラックがビジョンのように消えた
グラウス「え?」
お前では我に勝てない・・・・父母はどうすることも出来ない。お前はただ闇に支配され死ぬだけだ・・・・
まわりから声が聞こえる
グラウス「ううう・・・・やめろ・・・・父さんも母さんも生き返らせるんだ・・・きっと・・・・」
リカバーたちの視線
グラウス「ううう・・・・やめろ・・・・父さんも母さんも生き返らせるんだ・・・きっと・・・・」
リカバー「え?なにを言ってるんですか?グラウスさん!?どうしたんですか!!?」
グラウスからの視線
お前は闇に震えやがて闇へと消える・・・そしてお前は意識を失い仲間を殺すだろう・・・クハハハハハハ!!!
グラウス「やめろ・・・・やめろ・・・ぐああああああ!!!」
リカバーからの視線
何とブラックがグラウスの中に入り込んでいた
リカバー「やめるんだぁ~!!!」
ブラックが完全に体内に入った
グラウスは黒くなり、闇の気に包まれていた
チャカ「支配されてる・・・・心を支配されているのー」
フラッシュ「ということは・・・・・」
ダークグラウス「ククククククク・・・・こいつの心は弱い・・・さて、お前らはどうする?我を倒せばこの小僧は死ぬ」
フラッシュ「汚いチャオ!そんなことをするなんてひどいチャオ!」
続く!!