(2)

実は前回の週チャオ発刊日に二話目も書いてあったり。
ではどうぞ。



          午後12時5分
サントス(ナレ)「さあ、皆さんどこまでいったでしょうか?カメラから見てみましょう・・・・・・」



ジョセフ(解説)「サントスさん、ちょっと待ってください。あの角から出てくるのは・・・・・・?」

サントス(ナレ)「あーっと、あれはソニック選手です!すでに逃げていたと思ったのに・・・・・・?」

ソニック「ヘッ、これぞ必殺、”逃げたフリ”だぜ!
     後はここで、半日経つのを待つとするか。」

サントス(ナレ)「ソニック選手、逃げたと見せかけて近くに潜んでいたようです。
        このまま終わってしまうのでしょうか?」

ジョセフ(解説)「そう上手くいくでしょうか?ほら、後ろから忍び寄る影が一つ・・・・・・」



          ポンッ



エッグマン「ほい。タッチしたぞ。」

ソニック「!!!!!!!!??????」

サントス(ナレ)「何とエッグマン選手、ソニック選手の手の内などお見通しというように、
        あっさりと見つけてしまいました!」

ジョセフ(解説)「さすがのソニック選手もショックで声が出ないようです。」

エッグマン「見たか。これぞ必殺”追いかけたフリ”じゃ!」

ソニック「ガ―――ン!!!!」



ソニックがエッグマンにはじめて敗北した瞬間であった・・・・・・・・・・・・



サントス(ナレ)「さあ、ここでMr.ジャッジの登場です!
        彼は公正かつ厳正なる判定をしてくれますからねー。前大会のときも・・・・・・」

ジョセフ(解説)「だから、前にもやってたのかって。」

ジャッジ「エッグマン選手の作戦勝ちとみなして、オニは所持金から1万リングを支払います!
     支払いは公平さを持つために、私Mr.ジャッジの手から行われます!
     さあ、ソニック選手!財布をよこしなさい。」

ソニック「ちっ・・・・・・!仕方ないな。」

ジャッジ「それでは支払わせていただきます!
     ひい、ふう、みい・・・・・・・・・・・・」

サントス(ナレ)「Mr.ジャッジさん、数えるのに手間取っているようです。」

ジョセフ(解説)「リングは1枚1リングで、それ以外は存在しませんからね。
        そりゃ大変でしょう。」



          ~ずいぶん時間がかかったチャオ!でも、再開時の時間も12時5分チャオ!
           ゲームってそういうものチャオ!~



ジャッジ「数え終わりました!それではオニからエッグマン選手に1万リングの支払いです!
     この後、オニが視界から消えるまでエッグマン選手は動けません!」

エッグマン「ホッホッホ!早速ゲットじゃー!!」

サントス(ナレ)「いや、こんなに早く1人目が出るとは思いませんでしたよ。
        過去の大会から見ても異例な・・・・・・・・・・・・」

ジョセフ(解説)「だーかーら、過去にもやった事あんのかっつーの!」

サントス(ナレ)「さて、他の選手の様子を見てみましょう。」

ジョセフ(解説)「無視すんなよ!!」

続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第23号
ページ番号
2 / 5
この作品について
タイトル
100万リングは誰の手に!?どたばたオニゴッコ
作者
マッハ(服部)
初回掲載
週刊チャオ第22号
最終掲載
週刊チャオ第33号
連載期間
約2ヵ月19日