第1章 8 銀色の髪止めと腕輪
    清澄は5階に向かった。
その頃零丸の部屋では―
零丸 (あの道場の者達を全員倒しただと・・・!?
     あの中にはこの星で1,2を争うほどの者がいたはずだ・・・。
     清澄・・・。俺が思っている以上に強い・・・か?)
清澄達はその頃―
エレベーターの中
麦芽はボタンに興味を持ったらしく、全部ボタンを押していた。
清澄 「おいおい(苦笑)そんなに面白いか?」
麦芽 「おう!」
エレベーターは4階で止まった。
美華 「此処5階?」
清澄 「違う違う。4階」
清澄は閉のボタンを押し、扉を閉めようとした。
龍慶 「待て待て待て待て!乗る乗る!!」
聖夜 「ごめんなさ~い(汗)」
龍慶と聖夜が駆け込んできた。
5人は5階に着いた。
美簾喜 「清隙だな。零丸から話は聞いている。
      聖夜と龍慶はどうした?」
清澄 「清澄だ!」
2人の子供 「くすくすくすくす・・・」
さりげに笑っていた。
龍慶 「明日の試験、誰が受けるんかな~っと思ってさ。
     資料あったら欲しいんだけど」
美簾喜は左を指差す。
左には山積みにされた資料があった。
聖夜 「コレ・・・。全部?」
美簾喜 「違う。それは第1次試験で落ちた者達の、そのさらに横にある資料が第2次試験を受ける者達の資料だ」
山積みしてある紙の横には、6枚ほどの資料があった。
龍慶 「少な!ま、後で返すな」
美簾喜 「分かった。じゃ」
龍慶と聖夜は4階に戻っていった。
美簾喜 「早速だが、その腕輪を外せないか?」
麦芽 「前からやってるけど無理。美華のも無理なんだ」
麦芽は腕輪を引っ張るが抜けそうに無い。
そこで清澄が、
清澄 「俺がこじ開けようか?」
腕輪に手をかけた清澄だが・・・
美華 「取ろうとすればするほど取れなくなるの。特殊な鍵みたいな物が必要なんだって」
この言葉に清澄は少し不機嫌になった。
美簾喜 「・・・・・R-72型、口径20ミリだな。
      大丈夫だ、すぐ外せる」
3人 (すご・・・)
美簾喜の言った通り、腕輪と髪止めはすぐに取れた。
美簾喜 「見た所、これはレベル5の上を行くレベル7の制御装置だ。何か特別な力を抑えているようだが・・・」
清澄 「よくそんなトコまで分かるな。詳しい事は知らねぇがそろそろ行ってもいいか?」
美簾喜 「あぁ、結果は後で報告する」
清澄達は7回に行った。
その頃―
龍慶 「・・・・・・・・・・すげ!こいつらすげ!」
簾晴 「当たり前、コレくらい無きゃここには入れないよ」
狼牙 「・・・・龍慶、なんでお前のような飛び級のバカがこの精鋭部隊に入れたかが気になるな、俺は」
貰ってきた資料を4人は見ていた。
龍慶 「それは置いといて」
簾晴 「置いとくな」
龍慶 「聖夜っていつもそのバンダナ外さないよな。風呂ん時も寝る時も。なんで?」
聖夜 「え、コレ?そのアハハハハ。気にしないで!」
今壊れましたね。
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