ヒーローサイド・第11話 突入
僕はチャロ。
あらゆるものがデータで作られているもう1つのチャオワールド、
『サイバーワールド』の賞金稼ぎだった僕は、
ある日突然やって来たチャオ『カレン』と友に
裏組織『ダークスターズ』の計画を阻止するため旅立った。
そして、槍を使い戦うヒーローチャオ『ルイガル』を仲間にし、
僕達3人は、ついにダークスターズの本部に突入することになった。
僕達は慎重に入り口のドアに近づいてゆく。
すると、ドアがゆっくりと開いた。
「ダークスターズの本部だけあって警備は厳重だろう。二人とも、気を抜くなよ!」
僕達は、入り口のドアを抜け、本部タワーの内部に入りこんだ。
見ると、そこには30体ものガードロボがいた。
「ココカラサキ、トオサナイ」
どうやらガードロボを全滅させないと通れないようだ。
僕は銃を抜き、構えた。
ガードロボがゆっくりと突進してくる。
僕はガードロボの突進をかわし、背後から銃を撃ちこんだ。
「ガガ・・・ピ・・・」
ガードロボが次々に爆発していく。
しかし、たった1機だけ爆発せずに残っていたガードロボがいた。
「お前はいったい・・・」
「ワタシハコノフロアノバンニン、D-800。ココヲトオリタクバ、ワタシオタオセ。」
D-800を名乗るガードロボは、腕を剣のようなものに変形させ、こちらへ向かってきた。
僕はD-800をかわし、銃を撃ちこんだ。
だが、全く効いていなかった。
「ワタシニジュウノコウゲキハキカヌ。ツマリオマエニワタシハタオセヌトイウコトダ。」
どうすれば奴を倒せるのだろう・・・。
銃の攻撃が効かないということは、何か別の攻撃を当てれば倒せるのかもしれないが・・・。
チャロはどのような手段でD-800を倒すのか!?
次回もお楽しみに!