第2話
~あらすじ~
裏組織「ダークスターズ」に追われているというチャオ、カレン。
彼女は、ダークスターズの追っ手を倒して欲しいと頼んできた。
とりあえず、僕は彼女の依頼を引き受けることにした。
「あ!」カレンが何かを見つけたようだ。「ダークスターズの追っ手がこっちに来てます!」彼女はそう言った。
「カレン、君はここで待ってるんだ。僕があいつらを倒してくる。」僕はこう言った。
しかし、カレンは「チャロさんだけに任せてはいられません。私も戦います。」と言う。
そう言うなら仕方ないな・・・。一緒に戦うとするか。
僕とカレンは外に出た。すると、巨大なカニのような魔物に乗ったチャオがいた。
「お前がボスの言うカレンだな・・・。お前をボスの所に連れていけば、金が手に入る・・・。クックック。」追っ手のチャオが言った。
「私をどうするつもりですか!?」カレンが言う。
すると、追っ手のチャオは武器を構えこう言った。
「どうしても行かないというのなら・・・強引にでも連れていってやる!」
追っ手のチャオは魔物から飛び降り、カレンに襲いかかった。
しかし、攻撃がカレンに当たる直前に、追っ手が弾き飛ばされた。
「私だって・・・戦えるんですからね!」カレンはそう言った。
追っ手は再びカレンに攻撃を仕掛けようとした。
・・・このままでは、カレンが危ない!
僕は銃を抜き、追っ手の体目掛けて数発弾を撃ち込んだ。
追っ手はその場に倒れ、少し経ってから起き上がった。
「くそ、覚えてろ・・・。今度は必ずカレンを・・・。」そう言うと、追っ手はバーチャル・トランスを使い逃げていった。
それにしても、ダークスターズがあそこまでカレンに固執するのは何故だろう?
僕はそんな事を考えながら、家に戻った。