第2話

~あらすじ~
裏組織「ダークスターズ」に追われているというチャオ、カレン。
彼女は、ダークスターズの追っ手を倒して欲しいと頼んできた。
とりあえず、僕は彼女の依頼を引き受けることにした。


「あ!」カレンが何かを見つけたようだ。「ダークスターズの追っ手がこっちに来てます!」彼女はそう言った。

「カレン、君はここで待ってるんだ。僕があいつらを倒してくる。」僕はこう言った。

しかし、カレンは「チャロさんだけに任せてはいられません。私も戦います。」と言う。

そう言うなら仕方ないな・・・。一緒に戦うとするか。

僕とカレンは外に出た。すると、巨大なカニのような魔物に乗ったチャオがいた。

「お前がボスの言うカレンだな・・・。お前をボスの所に連れていけば、金が手に入る・・・。クックック。」追っ手のチャオが言った。

「私をどうするつもりですか!?」カレンが言う。

すると、追っ手のチャオは武器を構えこう言った。

「どうしても行かないというのなら・・・強引にでも連れていってやる!」

追っ手のチャオは魔物から飛び降り、カレンに襲いかかった。

しかし、攻撃がカレンに当たる直前に、追っ手が弾き飛ばされた。

「私だって・・・戦えるんですからね!」カレンはそう言った。

追っ手は再びカレンに攻撃を仕掛けようとした。

・・・このままでは、カレンが危ない!

僕は銃を抜き、追っ手の体目掛けて数発弾を撃ち込んだ。

追っ手はその場に倒れ、少し経ってから起き上がった。

「くそ、覚えてろ・・・。今度は必ずカレンを・・・。」そう言うと、追っ手はバーチャル・トランスを使い逃げていった。

それにしても、ダークスターズがあそこまでカレンに固執するのは何故だろう?

僕はそんな事を考えながら、家に戻った。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第113号
ページ番号
2 / 22
この作品について
タイトル
CYBER CHAOS
作者
あらら(ボロット)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第128号
連載期間
約3ヵ月23日