第一話~エイユウの巣立ち
主な登場キャラクター
ナギ・・・タイプ・子供チャオ・性別・男「この物語の主人公。性格優しいけどオッチョコチョイなやつマイペース」
キコ・・・タイプ・子供チャオ・性別・女「ナギと一緒に旅をする。元気な女の子。実はナギの事が好き。」
ポコ・・・タイプ・大人のニュートラル・性別・女「ナギの母親・・・ナギの事を一人で育てて来た。」
フリート・・・タイプ・大人の?性別・男「ナギのお父さん・・・9年前に島を出てグロームを倒したきり帰ってこない・・・。ナギは今までポコから死んだと聞いていたのだが・・・・・・・・・」
コン・・・タイプ・大人のヒーロー「ポコの母親・・・トテモ優しい人」
ポックル・・・タイプ・大人のダーク「ポコの父親・・・ダークとは思えないほど優しい・・・というよりとんでもないほど御節介
で慌しい。キコの旅立ちがトテモ心配。」
チャイ・・・タイプ・子供チャオ性別・男「島の裏の船乗りの少年。ダークッポイ性格。
グローム・13年前突如、地球の核から現れたという魔王・・・現在はフリートの手によって封印されているが・・・・。」
オープンシナリオ
時は・・・西暦189X年・・・チャオという不思議で可愛らしい生物が栄えていた。。。
マッタリ島・・・そこには人口たった50人のチャル村という村があるだけ・・・・・・
ここはすこし活気ずいていて漁師や色々な職業の人が居るまるで大都会のように賑わっている
その中にたった二人だけの子供がいた・・・名前はチャイとポコ・・・その二人は今ちょうど旅立とうとしていた・・・
キコ「ナギ~・・・もう早く~!!」
波の音を聞きながらハンモックで寝ていたナギが目を覚ました。
ナギ「え?・・・もう良くノォ?・・・もうチョットゆっくりしてコ~よ~。いつかっえて来れるか解からないんだし」
キコ「駄目よ・ダメ・・・急いでよ~」
ナギ「分かったヨォ~。もぉセッカチなんだからぁ・・・」
キコの走り去る後ろ姿を見つめながらナギがつぶやく。。。
ナギ「でも・・・このたびでお父さんに合えるかも知れない・・・」
ナギ「お父さんは生きてるかも知れないんだ。「マオウ」を倒してきっと何処かで傷ついているんだ・・・」
そう・・・あれは9年前の「魔王世界戦」・・・あの時ギコの父親のフリート
は、魔王グロームを倒すべく旅立ったのである・・・
ナギ「待ってて・・・お父さん」
キコ「ナギ~~~~~!!」
ナギ「うわっ!!」
「ドッス~ン!!」
ナギ「イタタ・・・ハンモックから落ちちゃった・・・」
ポコ「ナギ・・・本当にそんなんで二人旅なんて出来るの?」
ポコはナギのお母さん・・・
たった一人でナギを育ててきたため、本当は旅には出したくないのだが・・・。
キコ「まかせて!!ポコ叔母さん。私が付いてますから!!」
ポコ「本当にお願いね。キコちゃん・・・」
ポコが心配そうに視線を送る
キコ「任せてください!!」
キコも心配そうなポコにウインクを返す
ポコ「ふふ・・・頼もしいわね」
ナギ「ちょっと・・・僕だってやる時はやるよ~!!・・・もう」
ナギ「お母さん・・・安心して・・・お父さんを早く見つけて帰ってくるから・・・」
ポコ・・・(・・・あなた・・・この子はあなたの魂をキチンと受け継いでるわ・・・)
ポコ「ええ、早く帰って来てね」
場所は変わり長老の家・・・
長老「ナギにギコよ・・・体には十分気を付け・・・」
ポコ「村長・・・分かってますよ・・・もういっつも話しが長いんだから!!」
長老「フォッフォッフォッ・・・安心じゃな・・・」
ポコ「じゃあイッテキマ~ス」
二人が村を出ようとしたその時・・・50人の村人が所狭しと道にはだかる
村民総出で見をくりに来たようだ。
漁師「二人とも上手いもん食って、からだにゃぁ気をつけろよ!!ほれ差し入れだ魚もってけ!!」
コン「二人ともパンを焼いたのよ・・・持っていって・・・寂しくなったらいつでも帰っておいで」
ポコ「お母さん!!・・・ありがとう・・・」
ポコの目から熱い「なにか」がこみ上てくる・・・
ナギ「あれ?ポコ泣いてるの?悲しくないって行ってたくせに~!!」
ポコ「泣いてなんかいないもん・・・目から水が~・・・・うっ・・・ヒック・・・うえ~~~~ん」
裁縫屋「ほれ、ポコちゃんとナギに服を縫ったよ。暖かいからね・・・。」
ポコ「ヒック・・・うううぅぅぅ~あ・・・あり・・・アリ・・アリ・・・」
ナギ「ありがとう・・・ダッテ」
ナギ「取り合えずもう行くよ・・・時間だし・・・」
ポコ「もぉ?・・・」
村人全員「体に気をつけてねぇ~~~~~~~!!」
長老「アノ子達が居なくなるとのぉ・・・」
長老(あの子はお前の意思をついだようじゃのう・・・・・・・・・)
このあと、二人は島の裏にある船着場に行くのだが・・・密林を越えずに遠回りすれば5日は掛かる・・・
二人は最短ルートの密林を突き進むようですが・・・。
続く・・・・・・