第6章
ラフィン「そういえば・・・」
サム「どうしたんだ?」
ラフィン「色がだんだん消えて白黒になってきてるよな。」
サム「その色を元に戻すために旅してんだろーが。」
ラフィン「だよね。」
CHACHA「マケに、いつもの司会者チャオが後ろについてきているし・・・あの人、カラー王国の出身なのよ。」
CHA以外全「へ~。(納得)」
ラフィン達は次の町へ向うために崖を歩いていた。一人いなくなることも知らずに・・・
チャグルス「怖いよ~。落ちそう~。」
チャグルスは弱音をはいた。
ラフィン「もうだめか?もうちょっとだ、がんばれ。」
そばでラフィンが励ます。
CHACHA「次の町までどのぐらい?」
ラフィン「頂上にデスヴィレジというところがあって、ゴーストフェスティバルが開かれているんだ。」
そのときちょうど広い道に出た。
チャグルス「怖かった~。」
?「ちょっと待った~~~。」
全「!?」
?「ガンディオス様が相手だ~~。」
全「いきなり~?」
皆は、ものすごくビビッたらしい。
ガルオス「いきなりで何が悪い?」
全「いえ・・・何も・・・」
ガルオス「だったら勝負だ。」
サム「俺が引き受けよう。」
ラフィン「行くな!やられるぞ!」
サム「大丈夫だ、任せろ。あと、この刀を俺の肩身として持って行け。」
ラフィン「サム・・・」
サム「いくぞ。」
両者とも準備が整ったようだ。
ガルオス「デスプラズマ!」
ささ/バン
サムは素早く逃げる。
ガルオス「やるな~。だがここで終わりだ。」
皆は崖を上ったのでかなり疲れていた。もちろん、サムもだった。
ガルオス「デスプラズマ!」/サム「ファイヤー!」
その時はガルオスのほうが何秒か早く、サムは崖の下にまっさかさまに落ちた。だが・・・
ガルオス「ぐ・・・」
ガルオスもファイヤーを食らったらしく、その場に倒れこんだ。
ラフィンはサムの落ちていったところを眺めていた。
ラフィン「サム、待ってろよ。お前の敵は、いつか必ず俺が倒す!」
新たな決心と共にデスヴィレジに向かった。