~その12・それは一通の手紙から。~

ここはあるチャオガーデンです。さっき鳥が来て、手紙を落としていきました。誰宛でしょうか。
「おーい、みんなーちょっと来てー!」 タンタン
『?』みんな集まってきました。
「どうしたの?タンタン。」 ブルー
「こんな手紙が来たんだ。」タンタンはブルーに手紙を渡しました。
「エーと、何々?・・・」 ブルーは手紙を読み始めた。
【突然ですが、タンタンさん。あなたにチャオ’Sビクトリー決定戦の参加を頼むデス。】
「すごいじゃんタンタン!」 マッチャ
【沢山のチャオが優勝を目指してがんばってくれるはずなのです。】
「ふーん。てことは結構大きな大会なのかな?」 メロン
【この手紙についている“青い羽”を使えば一瞬で来れるのです。】
「すごいですねー」 オチャ
【あ、書き忘れてましたがルールです。】
『どんなのでしかー』 ウーロンとマロチャ
【1,武器使用不可、デス。でも、技は可です。】
「ちょっと危険ですね。」 ライズ(ちょうど来てた。)
【2,3人一組です。】 
「僕も出るー!」 オチャ
【3,勝ち負けは、相手が全員ダウンか、負けを認めたらデス。】
「うーん微妙・・。」 マッチャ
【ガーデンの仲間の奴らも誘ってきてください。では。】
「・・・だって。どうする?」 ブルー
「とりあえず行ってみようよ。レモン達も誘っていって見ようよ。」 ンタン
と言うことで、みんなでとりあえず行ってみることになった。近くの空き地にみんな集まり、青い羽を使った。周りを青い光が満たした・・・と思ったらもうついていた。
大きなコロセウムがあった。門の所に3匹のチャオがいる。そのチャオ達は近づいてきて言った。
「ようこそ!タンタンさん達。手紙を読んできてくれたんですね!」A
「さあ、参加の手続きをしてください!」B 
Cは、タンタンを引きずっていった。何となく、AとBはにていたのでオチャは言った。
「どちらさんですか?」 
『後でわかります。』 AとBは同時に言った。
そんなことをしている内に、タンタンが戻ってきてさらっと言った。
「オチャ達も登録しといたから。」
『え!』 みんな
「まず、僕とマッチャと、ライズで一チーム。それから、オチャとブルーとメロンで一チーム。そいで、レモンとクーカスとレントで一チーム。あ、そうだ、レキリュとルーイはウーロン達の面倒見てね。」 タンタン
そんなことを言っていると大きな鐘の音がした。
「開会式が始まっちゃうよ、いこ!」 タンタンはそういうと走り出した。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第112号
ページ番号
15 / 55
この作品について
タイトル
小さな話
作者
バロン
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約4ヵ月