第4章
さあ津波に襲われたチャルリは一体どうなったのでしょう・・・
おーい、大丈夫かー。
チャルリ:う、うーん。
あれ、ここは何処だ。
5分後
お前大丈夫か。
チャルリ:ええ、なんとか。
チャッカ:俺はチャッカ、チャオカラテのチーム「チャオーズ」のコーチだ。
チャルリ:へー、そうだったのか。
所でここ何処。
チャッカ:ここはチャーチャ島、昔、ここで大きな戦争があってな、ここら辺にある遺跡みたいなのは戦争中に起きた大津波がこの島を襲って、その時に全部壊れちまったのさ。
チャルリ:俺、友達を探しにチャオガーデンから旅だったんだけど、その途中で大津波に襲われたんだ。
チャッカ:チャオガーデン・・・・、お前それ本気で言ってんのか。
チャルリ:うん。
チャッカ:ここで戦争を起こしたのは、このチャーチャ島とそのチャオガーデンなんだぞ。
チャルリ:えーーー。
チャッカ:戦争が起きたのは約500年前。
だからここにチャオガーデンの奴なんていないんだよ。
多分津波に当たって気絶してる間に夢でも見たんだろ。
チャルリ:・・・・・・・。
チャッカ:まあ津波に当たって生きてるだけでも幸運だ、良かったな。
チャルリ:・・・・・うん。
チャッカ:じゃあ村まで案内するから一緒に来な。
30分後
チャッカ:着いたぞ。
チャルリ:ずいぶんとおだやかな村だね。
チャッカ:腹減ったろ、じゃあ、メシ食わせてやる、出来るまでちょっと暇つぶしてろ。
チャルリ:分かった。
チャッカ:じゃあ。
チャルリ:あれなんだろう。
タッタッタ・・・
チャルリ:結構大きいなー。
入ってみよっと。
ガガガガ・・・
チャルリ:うわー、スゴイなここ。
僧チャオ:なにか用ですかな。
チャルリ:え、あ、いや、ただスゴイなーと思って入ってみただけですので・・・。
僧チャオ:ここは津波を聖なる力で封印した歴代のチャオをたたえる所です。
チャルリ:聖なる、力。
僧チャオ:ここにある像はそのチャオたちの像です。
このチャオルリ様の像は5年前大津波に立ち向かった1番新しい象です。
チャルリ:俺と名前が似てる。
所でこの他の像は誰の像なの。
僧チャオ:あなた、大丈夫ですか。
チャルリ:なにが。
僧チャオ:あなたもしかして本当になにも知らないのですね。
チャルリ:はあ。
僧チャオ:まあ少し家で休みなさい。
そうすればなにか思い出すでしょう。
5分後
チャッカ:どうした浮かない顔して。
チャルリ:いや、なんでもない。
チャッカ:出来たぞ、ほら。
チャルリ:おお、ごちそうじゃん。
いっただきまーす。
チャルリは一体今何処にいるのでしょう。
そしてチャタンは今ごろ何をしているのでしょう。
つづく