Mission2  後編

皆(一人を除く)はどんどん仕事をこなしていく
そして時間はどんどん過ぎて行き、夜

皆は帰り、一部の人物、そして帰ったふりをした潜入部員がいる

コイン「証拠の写真をとって帰ればあとはキングがなんとかしてくれるでしょう。」

シュリケン「だな」

シュリケンが言うととある部屋へ歩いていく

ハル「ここでいつも取引が行われてるらしいわ」

ハルがIDカードを入れると・・・
ビー、ガシャン!
ロックが外れる
そして中をゆっくりと覗くと・・・

社員「ふぅ、今日は透明チャオを十匹ですね」

「ああ、そうだ」

そこにはさっきの社員と黒い服を着た人物がいた
いや・・・いる。・・・ほかにも黒い服を着た人物が。
手にはそれぞれケースを一人一人持っている。

コイン「この取引の現場を写真におさめれば・・・」

コインがそう言った瞬間・・・

シュリケン「コルァ!!」

シュリケンが中に入ってしまった

コイン「僕の話し聞いてました!?」

コインも大声を出してしまった

このおかげで気付かれてしまった様だ・・・

ハル「しょうがないわね・・・私達で何とかするわよ!」

ハルも駆け込んでいく

ローグ「行くチャオ!!」

ローグも駆け込んでいく

しかし、コインは駆け込まない

それはそうと中では乱戦が繰り広げられている
シュリケンは三人、ハルも三人、ローグは二人を相手にしている。

シュリケン「ちっ・・・クソッ!これじゃあキリがねぇ・・・しゃーない。」

シュリケンはケースを置いて戦っている黒い服を着た人物のケースを見る。

シュリケン「・・・無限手裏剣攻式伍の形『巻蛇』応用技・・・『八岐大蛇』!!(むげんしゅりけんこうしきごのかた『まきへび』おうようわざ・・・『やまたのおろち』)」

そういうとケースの扉に巻蛇の技を八本繰り出す
それでケースの扉を開ける。

すると一斉にチャオが出てくる。
そのチャオはツヤピュア、透明、半透明などさまざまだ。

黒い服の人物「あッ!!折角のチャオが!!」

チャオはどんどん逃げていく。
すると扉の所に金属の箱の様な物を背負って、パソコンを持ったコインが現れる。

コイン「ポーンさん、ビショップさん、ナイトさん・・・気をつけてください・・・」

コインはそういうとパソコンのエンターキーを押す
すると背負っている、金属の箱からバズーカ砲(二本)ガトリングガン(二本)が出てくる

シュリケン「え?ちょっと?ルーク?いや、コイン?コイン君?コインくぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」

コインは容赦なく撃ち始める

ローグ「僕にまかせるチャオ!!」

ローグはそう言うと床に手をつく
するとシュリケン、ハル、ローグを囲むように床が光る
すると『ブゥゥン』という音を出し、バリアを張った

シュリケン「ナイト?これはなんだい?」

ローグ「魔方陣チャオ!」

シュリケン「どーゆーこと?」

ローグ「う~ん・・・霊的な能力かもしれないチャオねぇ」

ハル「ひッ!」

ハルはポヨを渦巻き状にする

そんなことは気にせず撃ちまくるコイン
・・・そして避けまくっている黒服の人物

コイン「しょーがない・・・バズーカ発射!」

これ以上は・・・ええ。

場所は変わって潜入部本部ッ!!

シュリケン、ローグはぐったり。
ハルはかろうじて気を保っている様だ
コインはぴんぴん

その時、モニターが付く

「・・・一体何があったのかな?」

確かに、普通の人がこれを見たら一番最初に言う言葉だ。

潜入部員(コイン除く)「・・・なんでもありまひぇーん・・・」

こうして、今日の任務は幕を閉じたのであった・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第261号
ページ番号
5 / 5
この作品について
タイトル
チャオ幼稚園潜入部
作者
DX(DXチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第254号
最終掲載
週刊チャオ第261号
連載期間
約1ヵ月19日