(前編)

 今テレビを見ながら笑っている1ぴきのごくふつうのチャオがいる。そのチャオのなまえは、チャオっちというそのチャオとの出会いには、ちょっとしたゴタゴタがあったのでした。それは、数年前のこと



          数年前・・・ 


  ザーーザー、それは、ドシャブリの雨の日のことでした。

テレビ「現在、台風××号が00に上陸しました」

自分「すごい雨だね」

兄「そうだな」
 
そういって兄が番組を変えようとすると、突然変な音が聞こえて来ま 

した「ちゃ、ちゃお~」

自「なんか聞こえなかったか」

兄「いや別に」

「ちゃお~」

自「やっぱり何か聞こえた」

兄「だから何も...っておいどこ行くんだよ」

兄がそんなことを言っている時、自分はもうすでにかけだしていた。

自「きになるから外みて来る」
 

でも自分にしかその声は聞こえなかった事は後でわかった、兄には何も聞こえていなかったらしい
 
 外はもちろんドシャブリだった。でもそんなことは、お構いなしに必

死に、探していた、その音の発生点を  なぜそこまで必死になってい

たかはわからない、でも、見つけださなければいけない様な気がしてい

た、助けを求めている気がした
 
 その時またあの音が聞こえてきた「チャオー、チャオー」今度はとて

もはっきり聞こえた。その時、ふと、ダンボールがおいてあるのに気が

ついた、間違いないこの中から聞こえる、最初は気付かなかったが、小

さい玉が浮いている。中を見てみると、とても小さい、50cmくらい

の生き物と「もらってください」、と書かれた、紙が入っていた。
 
              続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第130号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
チャオとの出会い
作者
ポトッチ(ぽと)
初回掲載
週刊チャオ第130号