第四十話「決戦の時」

物凄い書いてませんでしたが、書く事にします。
三十九話は296pの週チャオです。

魔力を凝縮するオルフェウス。そして・・・

オルフェウス「メギアフレイム!」

ボウッ!
魔力の炎がフェニクに向かう!

スタッ!
フェニクが地を蹴って、それを回避する。
そして・・・

フェニク「ライトスライスッ!」
スッ・・・
魔力の衝撃波。

オルフェウスは・・・飛び上がって避けると同時に空中戦に持ちこむ。
そして、フェニクの方に高速で飛んで行く。刀を抜いて。

チャオチャオ「おいおい・・・こりゃ不利じゃねえか?」

サクラ「これでいいのよ・・・。ああ近くちゃ魔法は使えない。」

オルフェウス「ふっ!」

斬りかかるオルフェウス。それをフェニクが無言で受ける。
それだけで・・・オルフェウスの刀は吹き飛ばされた。

オルフェウス「ちっ・・」

フェニクがオルフェウスを追い詰める。

フェニク「接近戦じゃ魔法は使えまい?」

オルフェウス「・・・・マジック・ソード!」

オルフェウスがそう叫び、手を上に掲げる。
すると・・・剣が生まれた。オルフェウスはその剣を右手に構える。

サクラ「パクられたけどがんばれー!」

サクラの応援とも叱咤ともつかぬ言葉。

オルフェウス「ふっ!」

オルフェウスが魔力の剣を思いっきり振る。

フェニク「魔力の剣などフェニックスブレードでっ!」

フェニクの斬撃。

サクラ「まずいっ!消されるっ!」

二つの剣がぶつかり合った時、1つの剣が消える。
だが・・・
オルフェウスが体をひねり、『左手』の剣を繰り出した!

シュッ・・・

フェニク「くっ・・・」

その剣はフェニクをかすっただけ。期待する効果は得られなかった。
スタッ・・・スタッ・・・
両者は飛び退く。
そして・・・魔力を使いきる覚悟で『最強技』を詠唱に入る!

サクラ「みんな、離れてっ!チャオチャオとチャックは防御結界!」

チャオチャオ「OK!アクアシールド!」

チャック「了解です!ブルーシールド!」

そして・・・呪文が完成する。

オルフェウス「炎氷雷地縁!」

フェニク「クロスフェニックス!」

ほとんど同時に放たれる技。

炎・氷・雷・地の力を使って攻撃する炎氷雷地縁、
炎の力を両手に凝縮して打ち出すクロスフェニックス。

二つの技がぶつかる。
刹那・・・
視界が歪んだ。そのまま真っ暗になっていく・・・
そして、オルフェウスは・・・見知らぬ街道で目を覚ました。

オルフェウス「ここは!?」

その隣にサクラ。そしてチャオチャオ。

サクラ「うーん・・・」

寝ていたのか知らないが、欠伸をしてのびをする。

チャオチャオ「うわあっ!ここはどこだ!?」

驚くチャオチャオ。

オルフェウス「他の皆はいないようだ・・・とりあえず落ちつこう。」

3分後・・・

サクラ「多分2つの技の物凄いエネルギーがぶつかりあって・・・」

チャオチャオ「カオスコントロール的なものが起きたのか・・・」

オルフェウス「それだと他の皆は別の世界にいるってことか・・・」

サクラ「とりあえず・・・行こうか!」

チャオチャオ&オルフェウス「おうっ!」

チャオ・テイル第四十話 終わり

このページについて
掲載号
週刊チャオ第99号
ページ番号
40 / 40
この作品について
タイトル
チャオ・テイル
作者
サクラ
初回掲載
2003年7月15日
最終掲載
週刊チャオ第99号
連載期間
約6ヵ月13日