第三十一話「瘴気の洞窟」

オルフェウス「ん・・・ん!?」

起きたオルフェウスがすぐに異変に気づく。

オルフェウス「みんな!大変だ!サクラが居ない!」

チャオチャオ「一体何が・・・」

その頃サクラは・・・

サクラ「ここは・・・」

そこはただの洞窟のはずだが・・・そこから発せられる瘴気が凄い。

サクラ「入るか・・・」

と言うと、サクラは洞窟の中に入っていった・・・

ドガン!いきなり物凄い爆音が鳴り響く。
そして、竜のような何かが落ちてくる。

サクラ「召喚術か!」

サクラが斬りかかる。

ガキイン!しかしその剣は竜の皮膚で弾かれる。

サクラ「ならばっ!」

サクラは飛び退いて呪文を詠唱する。

サクラ「ウィンドソード!」

すぐに詠唱は終わり、サクラが風の剣で斬りかかる。

バシュウ・・・やはり物凄い防御力のようで、魔法剣でさえも通じない。

サクラ「くっ!」

サクラ(待てよ、これはメシアが『私に対して』召喚した物・・・ならばっ!)

『魔物』が鋭い爪でサクラに斬りかかる。

サクラ「よっと!」

サクラは上昇気流を作り、天井ギリギリまで浮く。そして・・・

サクラ「テンプルフレアッ!」

サクラは珍しく炎の魔法を使う。いや、これは炎と風を合わせた魔法なのだ。どういうことかと言うと、『炎』の魔法で最大限の火の玉を作り、『風』で飛ばしているのだ。

竜「ゴガアアアアア!」

サクラ「使えるのは風だけじゃないっ!」

竜は消える。召喚で呼び出したものだから召喚元に戻ったのかもしれない。

サクラ「奥に行かなきゃ!」

サクラはどんどん進んでいく。

そして遂に最深部まで到着した。そこには岩が積もっている。

サクラ「よっと!」

流石にトレジャーハンターだけあって、上手に岩を登っていく。

タッ!

そして、岩の向こう側に着地する。

そこにはやはりメシアがいる。

サクラ「はあっ!」

サクラはメシアにいきなり斬りかかる。

メシア「ふっ!」

ドム!

しかし、メシアに気の塊をぶつけられ、岩のほうへと吹っ飛ぶ。
この気の塊自体はダメージはないのだが、吹っ飛ぶのが凄いので、壁などにぶつかったのがダメージになる。

サクラ「なんの!」

ザッ!サクラは地面に剣を刺してなんとか止まる。
そしてその瞬間上昇気流を作り、呪文の詠唱を始める。

サクラ「ウィンドソード!」

いつも通り剣が出来るが、それはただの剣から大剣へというようにどんどん大きくなっていく。
風の魔力を注ぎつづけているのだ。
しかし、大量の魔力を消費するので、長くは持たない。
剣の長さが1mほどになった所で、サクラがメシアに斬りかかる!

サクラ「はあああああ!」

サクラの剣は青く輝く。風の力が見えるほどに有るのだ。

サクラ「喰らえええっ!」

メシア「馬鹿め!そんな物に当たるか!」

メシアはそれを避ける。しかしメシアは吹っ飛ばされる。

バム!メシアが壁に叩き付けられる。

メシア「なっ・・・」

なぜメシアが吹っ飛ばされたかというと・・・風圧だ。
今のサクラの剣には、小型のハリケーンほどの風圧があるのだろう。

サクラ「これでっ・・・最後だっ!」

サクラが斬りかかった!

チャオ・テイル第三十一話 終わり

このページについて
掲載号
週刊チャオ第81号
ページ番号
32 / 40
この作品について
タイトル
チャオ・テイル
作者
サクラ
初回掲載
2003年7月15日
最終掲載
週刊チャオ第99号
連載期間
約6ヵ月13日