第71話・鬼火との約束
鬼火「はぁ・・・はぁ・・・
っく、体力が・・・」
チャイーン「・・・?あら、もうスタミナ切れ?
あららwじゃあ私の攻撃よ~w
針の嵐っ!」
ズサササササ
鬼火「ぐあああああああ」
鬼火の体全体に針が刺さった。
チャイーン「さぁ、最後よ。
絶命針!」
鬼火「!!」
チャイーン「そらよっ・・・・うあっ!うぅっ!」
鬼火「・・・?」
チャイーンが針を投げようとした瞬間、
チャイーンが攻撃をやめたのだ。
鬼火「どうしたんだ・・・?」
チャイーン「鬼火・・・」
鬼火「!!」
チャイーン「私よ。あなたの師匠よ・・・
私は今、紅神の力を抑えてるわ・・・
もう、暴走しそうだけど・・・」
鬼火「師匠・・・師匠!
大丈夫ですかっ!?」
チャイーン「私はもうすぐ消えてしまうわ・・・
だから・・・だから私を倒して
そうすれば紅神進行も止まって楽になるわ・・・」
鬼火「でもっ!師匠がそれじゃあっ!」
チャイーン「私はもういいわ・・・
十分にこの人生を楽しんだわ・・・」
鬼火「ぐ・・・師匠・・・」
チャイーン「さぁ・・・早く・・・」
鬼火「はい・・・」
チャイーン「その調子よ・・・鬼火・・・
あぁっ!あのチャオの心まだ残ってたか!
ったく・・・てこずった。
仕切りなおしだ!針山!」
ズザザン
鬼火の地面から針が聳え立った。
鬼火にグサグサと痛々しく刺さった
だが、鬼火は立っていた。
鬼火「・・・・・・・・フン」