~第四十七話~「破壊」(破壊チーム編)

~第四十七話~(破壊チーム編)

あらすじ

岩の前に急いで行き、再び総攻撃のじゅんびをしたチャロ達一向。

しかし、まだ岩は壊れず、逆に四人がぶつかってしまった。

果たして、町に岩が到着するまでに、岩を壊すことが出来るのだろうか。


チャロ:「ぐわっ。」

チャルン:「がっ。」

チャルア:「きゃっ。」

忍者:「ぐっ。」

ゴロゴロゴロゴロ

岩はどんどん転がっていく。

チャロ:「わっ、岩がどんどん町のほうに!」

チャルア:「急がなきゃ!」

チャルン:「で、でも、僕達、もうほとんど動け・・無い・・よ。」

チャルア:「そのよう・・ね。」

チャロ:「ここで、あきらめることになるとは・・ね。」

三人(忍者以外)は、二回も岩にぶつかっているので、もうほとんど体力が無いのだ。

さらに、忍者もさっきの一回がおもいっきりあたったようで、体力が無かった(当然のことながら、他の三人よりはあるが)。

そして、もうだめか、と、あきらめかけていた、そのとき!

???:「影分身+切りつける!」

ズショッッッッッッッ

突然岩の前に現れた人によって、岩が半分崩壊した。

だが、まだ岩が完全に壊れたわけではないので、未だに転がっている。

その人は、再びおんなじ技を繰り出した。

???:「影分身+切りつける!」

なんと、ぶつかるぎりぎりのところで技を使い、岩を壊した。

チャロ:「え・・・?」

チャルア:「岩が・・・消えた。」

チャルン:「一体・・どうして。」

そのとき、一瞬で、チャロ達の前に来て、話しかけてきた。

???:「よ、覚えてるか?チャロ、チャルン。」

チャロ&チャルン:「え?」

???:「何だ。忘れちゃったのか。まあいい。俺の名を聞いたらきっと思い出すだろう。俺の名は、チャリスだ。」

チャロ&チャルン:「チャリス?・・・。」

チャロ:「そういえば。」

チャルン:「そんな名前の奴がいたような。」

チャリス:「オイオイ、マジかよ。」

チャロ:「あっ!思い出した!」

チャルン:「え?」

チャロ:「ほら、あのチャリスだよ。あの足だけが以上に速い奴。」

チャルン:「そうか!あいつかあ。」

チャルア:「誰?知り合い?」

チャルン:「うん。昔、よく戦っていた友達。名前はチャリス。足が早いだけで、力もないし、頭がいいほうでは無かったね。」

チャリス:「そうだ。だから俺はその日から、せめて力だけでもつけようと、努力してきた。その結果、俺は見事ライトカオスに進化することが出来た。」

ここで少しカオスチャオについて説明します。
昔は、人間もいたため、カオスチャオになるのは難しいことでもなかったが、今は人間がいないため、カオスチャオになるには、ものすごい努力や、ものすごい力などが無いと進化できなくなってしまった。つまり、チャリスは、ものすごい努力をして、ライトカオスに進化したといえます。

チャロ:「うわー、すごいなあ。」

チャルン:「お前もカオスチャオだろうが。」

チャロ:「あ、そうだったっけね。」

チャリス:「話の途中で悪いが、誰か俺と勝負しろ。」

チャロ&チャルン:「え?」

二人はびっくりした。

いきなり勝負しろといわれたからだ。

けれど、ここにいる四人が四人とも、まともに戦える状態では無い。

そして、少し考えてから、チャロが言った。

チャロ:「僕たちは、さっきまで岩を壊していて、もう体力がもう少ないんだ。だから、戦うのは明日でもいいかなあ?」

チャリス:「・・・いいだろう。それと、お前たちの仲間の、ブレイドとかっていってた奴らのところに案内してやるよ。」

チャルン:「え?ブレイド君たちのことを知ってるの?」

チャリス:「ああ。お前らに会いに行くと中で、ブレイドっていう奴を探している奴とであったんだ。その後、二人で情報を集めたところ、お前らとブレイドって言う奴が一緒にいるってことがわかったんだ。」

チャロ:「なるほど、それでここにきたわけだね。」

チャリス:「まあ、そういうことだな。さて、そろそろブレイドって言う奴のところにいくぞ。」

四人:「うん!(ええ!)」

そして五人は、ブレイド達のいる場所に戻ろうとしていた。

さて、チャリスの話に出て来た、ブレイドを探している奴とは、一体誰なのでしょうか。

(残るチーム編)に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
60 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日