第2話『記憶の正体』

あらすじは、ホムペクリック。

ゼウス「な、なんだって!!」

ゼウスは、おどろきのあまり、こけて頭を打ち、気絶した(え

ゼウスが起き上がると、目の前にレオの顔があった。

レオ「やっと起きたか・・・。だいじょうぶか?ボケキャラには思えなかったけどな。」

ゼウス「そんなことはどうでもいい!話してくれよ!そのことを!」

ゼウスがものすごい大声で叫ぶ。

レオ「それは、行く途中で話すよ。」

ゼウス「何か口調かわったぞ。それに、行くってどういうことだ?」

レオ「にぶいなぁ。俺と旅に行くって事だよ。それと、口調はこれが普通なんだよ。さっきまではおまえを信用していなかったから、わざといつもとちがう言い方をしていただけだよ。」


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             3分後            


どうくつからでた2人(2匹?)は、大きな荷物を持っていた。ゼウスは、ものすごい大剣と、奇妙な模様がほってある金色の剣、食料を持っている。レオは、救急用品と食料を持っている。

ゼウス「それじゃあ話してくれよ、レオ。」

ゼウスがいきなり切り出した。

レオ「そういやぁおまえも口調変わったよな。」

ゼウス「おまえと同じ理由だよ。それよりはやくはなしてくれよ。」

レオがため息をつく。

レオ「おまえかなりせっかちだよな。」

ゼウス「いいからはや・・」

レオ「わかったよ!いまから話すって!」

そして、答えを求めるように空を見上げると、話しはじめた。

レオ「それは、あるやつのしわざなんだ。そいつの名は、『キサンス』。最強と名高いチャオだ。武器の扱い、魔法、召喚術、肉弾戦。すべて最強クラスだ。いまだかつてやつを倒したやつはいないし、本気を出させたやつも一人しかいないらしいよ。」

ゼウス「一人しかいないってことは、一人はいるってことだよな?」

ゼウスがするどく言う。

レオ「ああ、そうだよ。さらに、そいつはキサンスから逃げて、今も生きているらしい。それと、そいつの名前は『パイロス』だよ。」

ゼウス「行く所ってのはそいつのとこなのか?」

レオ「そうだよ。話を戻すよ。キサンスは、ほかのチャオの記憶を食べるんだ。そして、記憶を食べたチャオの脳に(たぶんチャオには脳はないけど)、おまえや俺のと同じ記憶をうめこむんだ。」

ゼウス「でもおまえには記憶があるみたいだけど、なんでだ?」

レオ「パイロスに会えば、記憶を取り戻してくれるのさ。」

ゼウス「どうやって?」

レオはさあねといって走り出した。

レオ「とにかく早く行くよ!」

しかし、二人とも、後ろから忍び寄ってくるやつには気ずきもしなかった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第183号
ページ番号
2 / 3
この作品について
タイトル
カオスワールド
作者
チャオルド(バベル)
初回掲載
週刊チャオ第183号
最終掲載
週刊チャオ第193号
連載期間
約2ヵ月12日