第19話 再会(前編)
☆前回のあらすじ☆
・・・・上見てください。
チャミダマル「~~・・・・~・~・・・~~~・・・・・アストラル・ヴァイン!!」
こう・・・
チャミダマルの大剣からかすかに赤い光が放たれる。
が・・・ものの10秒とたたずに光が消えてしまった。
チャミダマル「んがぁぁぁぁぁぁぁ!!!できん!」
クレイティア「集中力がまだ足りんな。もっと落ち着いて精神を集中させるんだ。」
チャミダマル「チャオっす!」
チャミダマルは少し出来てきたが、やはりまだ時間が持たない。
ちなみにあたしは・・・
チャオリン「~・・~~~~・・・・~~・ヴィスファランク!」
あたしの手に光が集まってくる。
そのままあたしは近くの木に歩み寄り、
チャオリン「はっ!!」
1発パンチをお見舞いする。
づばあぁん!!!
木があっさりと砕け散る。
ふ、他愛ない・・・。
ちなみに隣で見てたチャミダマルがあ然としている。
チャオリン「ふ、どうよ?」
チャミダマル「うがあああああ!!!ちくしょおおぉぉぉ!!!」
じまぁぁぁぁん!
ちなみにあたし達は、ニンニンの家の前で修行をしている。
ニンニンの家のまわりは森で、街の外れにあり、今はニンニンの家の前で修行中なのである。
ディスケンス「ほらっ、また足の力に頼ってる!腹の力で体を持ち上げろ!!」
ニンニン「チャオっす」
ニンニンは、木に逆さづるしにされ、腹筋運動や背筋運動などをしている。
けっこーつらいだろーなー。
そしてチャインは・・・・・・木陰で寝てたりする。
いちおう大事をとって、まだ休ませてるのだ。
と、そのとき、
ざわっ
ニンニン「!!なんでござる?」
街の方で何か騒ぎが?
チャオリン「行ってみましょう。」
あたし達は街のほうへ駆け出した!
・・・・・・・・・・おっと、
あたしはニンニンの忍び装束からくないを取り、ニンニンの足にむすんである縄を切り、
木陰で寝ているチャインをケリ起こした。
チャイン「ふぐっ!・・・なぁにすんだよ!」
チャオリン「街の方で何かあったみたい!行くわよ!」
そう言い放ち、あたしは街へ駆け出した。
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街の中はもうすぐお昼頃ということもあって、なかなか活気づいている。
しかし、ある1点だけはざわめいていた。
あそこか!
あたし達はざわめきの真っただ中へ突っ込んでいった。
そこには、十数人のチャオたちが倒れている。
おそらく街道で倒された野党が逆恨みをして追っかけてきたのだろうが・・・・・。
そして、その真ん中には・・・・・
チャオリン「!!!!!!・・・・・・チャオラン・・・???」
そう、そこには金色で、全身ヒツジのチャオが立っていた。
それはまさしくチャオランだった。
チャオリン「チャオラン・・・・・・チャオラン!!」
あたしはチャオランに駆け寄った。
しかし・・・
がっ
下に続くべし。