第14話 チャミダマルの危機
☆前回のあらすじ☆
チャイニングとチャギーを倒したチャオリンとニンニン。
2人の所持金、及び所持品(チャオウォーカーだけど)を没収し、
チャオリン達は、再びフォレストドラゴンの住む森へと歩き始めた。
チャオリン「うふ・・・うふふふふふふふふふふふふふふ・・・」
ニンニン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
チャオリン「だんだんひくのはやめようね♪ニンニン。」
あたしは、軽くニンニンに足払いをかけた。
なすすべもなく『こてん。』と、音を立てて、ニンニンはこける。
チャオリン「それにしても・・・」
あたしは預金通帳を見ながら、
チャオリン「まさかチャオウォーカーがかたっぽ100万もするとはね(笑)♪」
ニンニンが窓ガラス割ったほうも72万なんてね。うふふふふふふふふふふ・・・」
ニンニン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
チャオリン「だからひくなって♪」
がごんっ!
あり?さすがに顔面に回し蹴りは痛かったかな?
ニンニンは、うずくまってなにかうめいてる。
~~~~~~
あのあと、ニンニンが散々チャギーをいたぶったあと、チャオウォーカーをちょっと大きめの町で売ってみたところ、
チャイニングのチャオウォーカー100万リング!!
チャギーのチャオウォーカー72万リング!!
あたしはそのリングを銀行にあずけて、再び西の森へと歩き出したのだ。
~~~~~~
と、その頃・・・
~~ニンニンの家の前~~
(ナレーション変更。チャミダマルの頭の中。)
###「おらー!!とっとと出てこーい!このネイズ様がぶったおしちゃる!」
チャミダマル「くそっ囲まれちまったか!?チャインはまだ目ぇ覚まさねえって時に!」
ネイズ「シカトすんな!くらえ、銭投げ!」
びゅっ
ネイズとかいううす赤いチャオがリングを投げてきやがった!?
チャミダマル「あ~ぁ、もったいねえ。」
ばしっ
俺はそのリングを受け取った。
7リングか・・・ケチな野郎だ。
ネイズ「あ!返せ!俺のリング!ちくしょう、いくぞ、頭突き!」
ネイズが突っ込んできた。ば・・・ばかじゃねえか?
俺は自慢の大剣の平たい部分を前に突き出した。
したたたたたたたたたたたたたたたたぐぉおおおぉぉぉぉおん!
かなりユカイな音を立てて、ネイズが倒れる。
ネイズ「はうぅぅぅぅぅうぅぅぅぁあぁぁあぁあ・・・」
・・・結構痛そうだな。
ネイズ「だーーもう!いーかげんにしろ!」
$$$「・・・邪魔なんだよ、どけ。」
?・・・あいつはいったい・・・。
ネイズ「うるさーい!だま・・・って・・・」
$$$「どけっつってんのが聞こえないのかよ?」
づどうん!!
ネイズが突然爆発した!?
・・・いやネイズが爆発したんじゃねえ!
あれは・・・あいつが手に持っているものがネイズを爆発させた!?
チャミダマル「てめえ・・・一体誰だ!?」
%%%「おーーーい!クレイサーてめえ、いーかげんにするフィン!!
1人で勝手に行っちまってよ!ぶっとばすぞ!?」
クレイサー「チャチャか・・・俺は1人でいいと言ったのについてきたお前が悪い。」
チャチャ「あんだとお!?やろうってのか!?んのやろう!」
新手か!?それより、あの虹色の羽根が生えててエメラルド色のがクレイサー・・・。
で・・・さっきから怒ってる声しかしないんだが・・・どっかにいるそいつがチャチャか。
ちなみにネイズは黒焦げになって部下のチャオに運ばれてる。
チャミダマル「・・・!!あ・・・目・・・目が、目が・・・それに羽根も・・・更に笛も・・・」
チャチャ「あ?なんか文句あるフィンか?」
チャミダマル「ひああぁぁぁあぁあぁぁあ!!しゃっしゃべったぁあぁあぁあぁああ!!
目が、羽根が、笛がーーー!くそっ、来るならこい!」
ちゃきっ
俺は剣を手に取った。が・・・
チャミダマル「ぐ・・・は・・・」
どさっ、ガラン・・・
そのまま俺は倒れた。強烈な激痛が全身をかけめぐる!
チャチャ「お?勝手に倒れてるフィン・・・! はは~ん、なるほど。
おまえ、まだチビッチャにやられた傷が治ってねえフィンな。」
チャミダマル「く・・・・・・くそ・・・。」
体が動かない・・・こんなんだったら、もっと人生エンジョイしてればよかったな・・・
クレイサー「ふんっ・・・消えろ。」
◎◎◎「そこまでだ。」
ひゅっ
クレイサーをめがけて1本のナイフが飛んできた!
クレイサー「誰なんだよ、キサマは?」
チャミダマル「!!お、おまえらは!」
続く