第終話 夢
すいません間違えて文字打たず投稿してしまったようです
チャオン「は・・・・・!」
目を覚ますとそこは自分の部屋だった。
窓を開けると、いつもと変わらない市場。
男の威勢のいい声が、市場を奏でる。
チャオン「ギアス?キイラ?何処にいるの!」
すると、声が結構大きかったのだろうか、母が上がってきた。
母「どうしたの悪い夢でも見たの?」
チャオン「い・・いや・・別に・・」
チャオンはまったく意味が分からない。
昨日までの旅は?
ロブの街は?
ナラ婆の店は?
体につけたお守りは?
母「早く降りなさいよー、朝ごはんできてるわよ!」
チャオン「う・・・・うん。」
なんだか分からないままチャオンは一階の居間まで降りた。
まだ市場の威勢のいい声は聞こえる。
今までの旅は、夢だったのか?
ギアスもキイラも、自分の夢の登場人物なのか?
ひょっとしたらこれも夢なのか?
母「早くだべなさいよ。」
チャオン「ねえねえ。」
チャオンは、恐る恐る母さんに聞いてみた。
笑われるだろうか心配だが。
チャオン「世界が二酸化炭素ばかりになるって本当?」
母「えっ!」
母の顔色が急に変わった。
チャオンはそれを察している。
母「何を言っているの、熱でもあるの?」
チャオンは首を横に振った。
母「今日は友達と遊ぶんでしょ、早く行かないと間に合わないよ。」
チャオン「あっ!忘れてた。」
チャオンは自転車で友だちの家へ行った。
母の不安げな顔がさらに増幅しているのに
全く気づかないまま。
終わり。
作者
短いお話でしたが今回でこの話は終わりとなります。
元からハッピーエンドにする心算はなっかったので、
このような終わり方になっております。
次の作品を考案中なので、お待ちください。
では。
ポッポ