第四話 ロブの街Ⅰ ナラ婆
ロブの街は西部劇に出てくるような風景だった。
チャオン「どこかで回復薬買おうか。」
ギアス「そうですね。」
キイラ「お勧めの店があるよ・・ついて来て・・・。」
案内されるとそこは薄暗い路地裏だった。
キイラ「ここだよ。」
キィィっと音がするドアを開けるとそこには魔女みたいな老婆が座っていた。
キイラ「ナラ婆久しぶりです。」
ナラ婆「おやおやキイラかい、こんな路地裏の店に来て、なんか困った事があったね?」
キイラ「よくお分かりで、実はこの仲間たちと登る、ダマスカノンの塔の事で・・・」
ナラ婆「装備が乏しいんだね。」
ギアスとチャオンは二人の会話を理解していない。
ギアス「ここ香水臭くないですか。」
チャオン「ほんと気味悪いところだな、何だあの首は。」
ギアス「おそらくジュカイの巨首です、あの婆さんどうやってあんなゴツイのを・・。」
キイラ「どうかナラ婆の究極幻術でダマスカノンの塔を登れるぐらいの装備をください。」
ナラ婆「むむむ・・・」