カオシング現象発生中! 予告
       	
 かつてソニックたちが悪を打ち倒した世界――
 そこは争いのない、とても平和な世界になっていた――
 だけど全然平和じゃなかった!
 世間を騒がせているのは予測不可能の怪奇現象「カオシング現象」であった!
★カオシング現象とは?
 カオスエメラルドに近い力を秘めた人工物、疑似エメラルド。
 その疑似エメラルドが起こす超常現象が、カオシング現象だ。
 ひとたび発生してしまえば何が起こるかわからない!
 とっても可愛いペットだったチャオたちもカオシング現象のせいで、人を簡単に殺せてしまうほどの力と知能を手に入れてしまったぞ。
★ニューチャオの恐怖!
 変化したチャオたちは、自分たちのことをニューチャオと名付けた。
 そして、自分たちは人類に代わって生物の頂点に立つ者である、と調子に乗りまくっている!
 ……と思いきや、これまで通り人間と友好的なやつも結構いる。
 よそはよそ。うちはうち。どう振る舞うかはそいつ次第。
 自由だなあ。
★主人公を紹介するぞ!
 物語の幕を上げる主人公は……こいつらだ!
レッシ「俺の名前はレッシ・ラッシュ。そしてこいつが相棒のラジカル」
ラジカル「飯と金とカオスドライブよこせ」
 悪事を働くニューチャオや、カオシング現象の対応で生計を立てているコンビだ。
 戦闘担当はダークハシリチャオのニューチャオ、ラジカル。
 小動物チーターの力を使い、素早く敵を狩るぞ。
 戦闘以外担当が普通の人間、レッシ・ラッシュ。
 報酬を上げてくれと雇い主に泣きついたりする。
 だけどこいつら、一話で瀕死になります。
 そして二話から大活躍するのが、こいつらだ!
ジンカ「ジンカ・チェイス、華麗に見参ってカンジ?」
 謎の美少女ジンカ・チェイス。
 そしてソニックに憧れ過ぎて自らを改造しまくった改造人間であり天才科学者の、ニック・ガジェット!
ニック「私のことは、ドクターソニックと呼ぶがいい!」
 呼ばれません。
 実はこのニック・ガジェット、疑似エメラルドを発明した人なのです。
ニック「ある日、私の研究所にカオスエメラルドが届いた。それを持った瞬間だよ、びびっときた!あれだ、コインパーキングが湧いた!」
ジンカ「ええと、たぶんなんですけど、インスピレーションなのでは」
レッシ「どうやって間違えたんですか今の……」
 しかしニックはその疑似エメラルドを探し求めている。
 なぜか?
ニック「ぶっちゃけ作り方忘れちゃったんだよね。思い出すためにサンプルが欲しいのだ」
レッシ「どうして忘れちゃうんすか……」
ニック「それはだね、コインパーキングが消えてしまったのだよ」
ジンカ「ええっと、つまりは記憶喪失ってことですね、たぶん」
レッシ「ううん……?」
★たくさんいるぞ、主役じゃないやつら!
 謎の青年、キャノ・コア。
 こいつのいる所に限って、カオシング現象が起きている気がする。
 なんて迷惑なやつなんだ!
キャノ「ドリーム! ドリームだよ、みんな!」
 言うこともよくわからない。
 だから、たぶん凄く迷惑なやつなんだ!
 赤いダークカオスチャオ、レッド・フォレスト。
 ニューチャオの中でも屈指の実力者。
 その戦闘力はもう凄いってもんじゃない。
レッド「そのエメラルドは俺がもらう!」
 おまけに、カオスチャオだからなのか、めちゃくちゃしぶといぞ。
 銀色のニュートラルハシリチャオ、ブレード・ハーバー。
ブレード「見せてやろう、俺の能力を! 俺の能力は俺自身の肉体を材料にして、切れ味抜群の剣を作り出す、ブレードブレード!」
 こいつは、強くない。
★戦え! 新たなヒーロー!
 正義のヒーローたちは、小動物のパワーを引き出しきった挙げ句、もはや動物も人間もチャオも超えた力を使い、悪党を倒しまくる!
ニック「ソニックダッシュ! そしてソニックキック!」
 ニックはとにかく速い!
 なんと言っても天才科学者。自分自身が最高傑作なのだ。
 ジンカは様々な小動物の力を使って器用に戦う。
 そして希少小動物のドラゴンの力を得た時、彼女は炎をその拳にまとう。
 そのパワー、その派手さ、他の小動物の力とはわけが違う!
ジンカ「これこそ炎を吹くドラゴンの力。ドラゴンフレイム!」
レッシ「それなら俺は、ゴリラフレイム!!」
 新連載冒険チャオ小説『カオシング現象発生中!』乞うご期待!!

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