第1章 1、招待状
S・Sのマンションのとある部屋に、6匹のCHAOが集まっていた。
何やら親の事について語り合っているらしい。
彼らの親は、全員ある部隊の隊員である。
これは、その6匹のCHAO達がある部隊英雄になるまでの物語である・・・。
カイオウ 「俺と親父。うわ、似てねぇ・・・」
古いアルバムを持ってきたカイオウは、皆にそれを見せていた。
リュウケイ 「お前ってさ、母さんは同じオヨギなのに、なんで父さんは狼っぽいの?」
カイオウ 「知らん、俺だって知りたい」
アイン 「カイオウのお父さんってカッコいいよね」
その写真には、黒い狼に似た、白い目をした、釣り目のCHAOがカイオウを肩車していた。
カイオウの父は、その部隊の中でも最強を誇る。
シュウ 「僕達も入りたいなぁ。何歳からでもはいれるんでしょ?」
パソコンを使っているCHAOが答えた。
エンエン 「最年少7歳で入ってるよ!確かに何歳からでも入れるけど、入るにはとにかくミッションをいくつかのクリアするんでしょ?なかなか難しいらしいよ」
ウォッチ 「ちょっと暑いな。窓開けるぞ」
ウォッチが窓を開けると気持ちいい風がはいってきた。それと共に、
スコォン!
何かが柱に刺さった。
刺さっていたのは矢だった。
矢には紙が巻きつけてあった。
アインが早速手紙を取り、読み始めた。
アイン 「えーっと、
カイオウとその仲間たちへ
前から部隊に入りたいと言っていたな。
部隊に入れてやってもいい。
もし入りたいのなら、まずチェスというCHAOに会え。
そのCHAOと仲間になり、基地の場を教えてもらえ。
基地に早速、ミッションを教えてくれる者が待っている。
最年少で入ってきたアルティメットというCHAOだ。
自分の信じる武器を持ち、直ちに出発せよ。
by ファング・ウルフ・・・・
カイオウのお父さんから来てる!
またとないチャンスだし、どーする、入部する???」
皆は一斉に答えた。
皆 「あったりめーだ!」
エンエン 「じゃ、15分後に武器持って此処に集合!無駄な物は持って来ちゃダメだよ」
カイオウ 「持ってきたw」
アイン 「僕、無い」
リュウケイ 「俺もw」
シュウ 「僕もw」
ウォッチ 「携帯してるw」
チェス 「ハロ~^^」
皆 「へ!?」
窓の枠にHSRのCHAOが立っていた。
かばんを背負っている。
ウォッチ 「お、チェス。いい所に来たな。ちょうど俺達もお前の所に行こうとしてたんだw」
チェス 「俺もお前らに会えって、手紙が着てたんだ。面倒くさいからコッチから来たwじゃ、いくか~」
どうやらウォッチとチェスは知り合いらしい。
皆はその事を理解した。
こうしてチェスが仲間になった!
チェス 「よろしく~w」
続く