題13話「ちゃたろう」
題13話「ちゃたろう」
チャチャはちゃくろうそっくりなチャオを見ていた。
「ちゃくろうって・・・」
フォーミュラがそう言いかけたら爆発が起きた。
「何っ!?」
「復活♪」
そこにはまぎれもなく気絶したはずのチャオがいた。
「貴様!殺したはずじゃ・・・・」
「俺はそれくらいじゃ死なないのさ・・・」
そう言うと一気に間合いを詰めてきた。
「速っ・・・」
チャチャは言い切る前に蹴り飛ばされて溶岩に落ちそうになった。
「ぐっ・・・」
「まだまだだぁー!!」
そう言うと今度はアームキャンからエネルギー弾を撃った。
「くそっ」
チャチャはぎりぎりの所で避けた。しかしすぐにまた殴られた。
「ぐあああああ!!」
「なんだっ弱いなお前は」
そしてチャチャは壁に当たって倒れた。
「チャチャさん!!」
「このっ!!」
ガルドが叫んですぐにフォーミュラが小刀を持って向かった行った。だがすぐにエネルギー弾に当たって倒れた。
「くそう・・・」
だがチャチャが立ち上がりマグナムを構えていた。
「死ねっ!!」
「なっ・・・」
そしてチャチャは引き金を引いた。
「にゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
そして今度こそどこかへ飛ばされた。
「やったのか?」
チャチャがそう言うとちゃたろうの目が覚めた。
「ん・・・ここは?」
「目が覚めたかちゃたろう」
フォーミュラが声をかけた。
「なんでこんな所に・・・。そういえばあいつらは?」
「それならチャチャさんがやっつけてくれたよ」
フォーミュラは辺りを見回していたチャチャのことを指差した。
「あの人が・・・」
するとチャチャが近くに寄ってきた。
「ちょっと尋ねるがちゃくろうって知っているか?」
チャチャはちゃたろうに質問した。
「はい。ちゃくろうは僕の姉ですが・・・」
「姉!?」
一方ダークオアシス達は・・・
「オアシス!お前のせいでヘンなところに落ちたじゃねえか!」
「お前の責任だろ!!」
2匹は言い争っていた。するとダークチャオの大群がやってきた。
「何!?」
「何故奴らがここに・・・」
そう言うとダークオアシスは地面に手をついた。そしてダークチャオ達にむけて地面から溶岩を飛ばした。
「ぎゃあああああああ!!!!」
一気に3分の2ほどのダークチャオを片付けた。
「くそっ!あのやろぉー!!」
そして一斉にダークチャオが襲い掛かってきた。するとドクガスが毒ガスダイナマイトを使った。
「飛べっ!!」
ドクガスが叫んでダークオアシスが飛ぶとダークチャオが悲鳴を上げながら倒れた。
「なかなかやるな」
「まあな」
そしてチャチャ達は・・・・・・
「姉っていったいどういう事・・・」
ドガアアアアアン!!
天上が爆発した。そしてチャチャ達は崩れてきた岩に埋もれてしまった。
続く