(第2話)
ジュンは公園でチャオのタマゴを発見した
ジュン:(メモが落ちてる・・・)
メモ:「拾ってください」
ジュン:無責任な・・・
そうなのだ、このチャオは捨てられてしまったのだ
ジュン:家じゃ飼えないし・・・、かといって見捨てるわけには・・・
その後
ジュン:ただいま~。
母:お帰りー
父:おう。
ジュンは無言で階段を上がって行った
ジュン:はぁ~。結局拾って来ちゃったよ・・・。
母:そろそろご飯だからねー!
ジュン:ああ。
ジュンは低い声で答えた
そして晩ご飯の時間に打明けることを決意した。
ジュン:・・・・
母:どうしたの?さっきから全然食べてないけど。
ジュン:いや、所で父さんは?
母:ああ、そいえばまだ言ってなかったけど・・・
ジュン:?
母:この店をやめることになったの。
ジュン:ええ!?
母:だからね、父さんはこの前からちゃんとした仕事を探してたの。
ジュン:そうだったんだ・・・
母:それで今日やっと就職先が決まったから話しを聞きにさっき言ったのよ。
ジュン:・・・・・・
母:どうしたの?
ジュン:あのさ、今日・・・
ジュンは今日あったことを母に言った
母:う~ん・・・
ジュン:やっぱ無理・・だよね?
母:いいんじゃない?
ジュン:え?
母:生き物を育てるっていうのはお金がかかるし大変なことだけど、ジュンにそれだけの育てたいっていう気持ちがあれば大丈夫なんじゃない?
ジュン:でも父さんは・・・
母:それは私から言ってあげるから大丈夫。きっと父さんもわかってくれるわ。
ジュン:うん。
その夜
ジュン:たしかチャオを孵化させるには・・・
ジュンは今まで学校でちょっと調べていたことをまとめたノートを見ていた
ジュン:抱っこしながらゆすってみる・・か。
ジュンはタマゴを抱っこし、ゆすってみた
ジュン:これでいいのかな?
すると、タマゴがひとりでに動き出した
ジュン:!?
パカッ
チャオ:ウー、ウー・・・
ジュン:・・・・・。
チャオは周りを見ながら?マークを出している
ジュン:これが・・チャオか・・・。
しばらくするとチャオは!マークを出しながらジュンに寄ってきた
ジュン:よいしょっと。
ジュンはチャオを抱っこしてあげた
するとチャオはハートマークを出しながら喜んでいる
そして、そのうちジュンの腕の中で眠ってしまった
ジュン:俺も寝るかな。
そしてジュンも眠る。
新しく始まるチャオとの生活に期待と不安を抱きながら・・・
続く