第９話　～晴天～

第９話　～晴天～　（タイトル変更しました



台風も通り過ぎ、各ガーデンにはいつもの爽やかな風が吹いています。天気が晴々としています。
チャオガーデンの椰子の木の下にヨイコがいました。何か本のようなものを開いています。


ヨイコ「あ～メッチャ嬉し～♪こんな所に無料で行けるなんてサイコ～♪」


ヨイコはとても嬉しそうに雑誌を読んでいます。
何かあったのでしょうか？


スラ「何だよ。何始まって早々アフォな事言ってんだよ」


ヨイコが座っている椰子の木の裏で寝ていたスラが言いました。
起きたばっかりなので、機嫌が悪そうです。


ヨイコ「あ、スラお早う。コレ見て！喫茶店ＣＲＥＡだよ！」


ヨイコが見ていた雑誌には、ノンノが営業している喫茶店・ＣＲＥＡの事について書かれていました。
喫茶店ＣＲＥＡの写真や、紅茶の美味しい入れ方などが載っています。


スラ「ＣＲＥＡって何だよ。アレか？あのソニックの世界で、何か宇宙に浮いてたやつ」

ヨイコ「アークじゃねぇか！どうやったら間違えるんだよ！ほら、ノンノちゃんが営業している店！」

スラ「ノンノって何だっけ？アレだよな？雑誌non-noだよな？」

ヨイコ「まぁ確かに名前は作者が雑誌non-noからとったけどさぁ！なんか・・こう・・何っつーの・・・何ていえばいいんだっけ？・・・・・ああああああもぉぉぉーーー！！！」


ヨイコはいろんな意味で怒りました。


スラ「何なんだよ。何が言いてぇんだよ。いい加減にしろよ。俺は寝るぞ。ぜってー起こすなよ」

ヨイコ「ちゃんと人の話聞いてよ！」


10分後、ヨイコはダルそうな顔をして、雑誌を変えました。
スラは一回寝たので眠れませんでした。


スラ「あーくそっ眠れね。豚女のせいで眠れなくなった。・・・アレ？そういやノンノって奴いたなぁ」

ヨイコ「豚女ってアタシの事？つーか思い出すの遅い！」

スラ「ノンノって幼稚園で一緒にいたウザイ奴だろ？喫茶店ＧＲＥＴＡの店主とか。そんで、さっきお前『喫茶店に無料で行けるなんてサイコキネシス』とか言ってたろ」


スラはまだ寝惚けています。


ヨイコ「何を聞いてたんだよ！！もうホンット苛々するコイツ！！殴りてぇわ！！」

ヨイコ「もういいや･･･。あのさ、昨日ノンノちゃんが、『喫茶店に無料でサービスしてあげるから来てチャオ』って言ってたの！そんで後から行こうと思って･･･。で、今ＣＲＥＡに関する雑誌読んでたワケ！ホントいい所だよ！」

スラ「お前は説明する以前に、まず文章力を付けろ」

ヨイコ「・・・文章力の事は作者に言って（泣）」

スラ「まぁタダ飯食えるからいいや。行くぞ」

ヨイコ「切り替え早！」

２０分後、スラとヨイコはチャオロビーに行きました。喫茶店はチャオロビー中心部（名前忘れた）から行けます。
ヨイコはチャオロビーの中心部で場所を指定しました。


ヨイコ「ロ・マ・リ・−・街」
　　　　ピッピッピピーッピ


スラ「ロビー中心部ってこういう仕掛けがあったんだな。初めて知った」

スラ「つーかロマリー街って何よ？」

ヨイコ「喫茶店ＣＲＥＡはロマリー街ってトコにあるんだよ。場所は直接指定できないからね。てゆうか、ヒーローチャオのほとんどが知ってるけど・・・」

スラ「んなもん知るかよ。ヒーローガーデンすら行けねぇのに※」


※説明入ります
ウチの設定では、ヒーローガーデンはヒーローチャオだけ、ダークガーデンはダークチャオだけになっています。
なので、ヒーローガーデンにダークチャオが入ったり、ダークガーデンにヒーローチャオが入ったりすると違法になり、即罰せられます。（木の実おあずけ等
チャオガーデンだけは自由にヒーローチャオとダークチャオが合流できます。
しかし、ニュートラルはヒーローガーデン＆ダークガーデンは行けません。チャオガーデンだけになります。


スラ「↑誰も見てねーだろこの説明。ホンットどうでもいいよね。説明力もないくせにね。馬鹿だよね。」


ヨイコは移動ボタンを押しました。
すると、2人はまわりの光に吸い込まれるように、ロビー中心部からロマリー街に移動しました。



もうグダグダだな第１０話に続く　（今週中に仕上げます）