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レッドの口から出た名前を聞いて3人は押し黙った。

「…まさか、んなことあるわけねぇだろー、ばかばかしい」

引きつった笑いではははと笑うグリーン。

「…ちなみに、発見されたヘルメットの二つあるベルトの内、左側が切れていたそうだ。観察力と記憶力の優れているブルー隊員なら、何か心当たりがあるのではないかと私は期待しておるのだがな」

すべてを悟りきったような笑顔でブルーに問いかけるレッド。確実に今の状況を楽しんでいる笑顔だった。

「…あ、あるのか?」
「――…」

グリーンの問いに、ブルーは答えなかった。



―ミスティックルーイン・夜―

虫の羽音が奏でるメロディに包まれたミスティックルーインのはるか上空では、昨日と同じく無数の星が瞬いていた。
人工的な音は一切無い、とても静かなその場所に、その声はとてもよく響いた。

――見つけてくれて、ありがとう。

その言葉は誰の耳にも届くことなく、闇に溶けて消えた。

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掲載号
週刊チャオ第164号
ページ番号
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この作品について
タイトル
チビッコ戦隊チャオレンジャー!~ミステリアスミスティック編~
作者
宏(hiro改,ヒロアキ)
初回掲載
週刊チャオ第164号