第五話 本の威力

新たにユニコリスを仲間に加えた一行は、謎の本屋にたどり着いた。

ハ「なんでこんなところに本屋があるの?」
ナ「しかも変な本ばっかだし・・・・・」
テ「どれどれ?活発な本、おてんばな本、ニヒルな本・・・・・確かに変ね・・・・」

そこへ店主がやってきた。店主は年寄だった。

店主「いらっしゃい、何か御用かね?」
ナ「この本、いったいどんな本なんですか?」
店主「人の性格を変える本。」
ナ「そ、そんなきっぱり・・・・・ってえ!?」
全「人の性格を変える!?」

なんとその本は人の性格を変えてしまうという本だった!

店主「珍しいだろ。ここでしか売ってないぜ。」
ナ「でも本当?そんなことがこんなのでできるの?」
店主「試しにこれを読んでみるがいい。」

ナコは反抗期の本を読んだ。

ナ「ん?・・・・・・・うわぁぁぁぁぁ!」
テ「どうしたの!?」
ナ「うるせえ!俺にかまうな!」
ハ「す・・すごい・・・・・」
店主「さて、元に戻すか。」

店主は突然スプーンでナコをたたいた。

ナ「あふ・・・・」
テ「な、なにしたの?」
店主「本を読んだものはスプーンでたたくと元に戻る。」
ナ「いてててて・・・・あれ?俺どうしたんだ?」
ハ「本当だ・・・・・・」
テ「そうだ!いい人の本ってある?」
店主「どんな本でもあるよ・・・・・」

店主はおもむろに本を一冊取り出した。

テ「これをガーネットに読ませれば・・・・・・・」
店主「値段は10万リングになります。」
ナ「高!」
テ「なんで!?」
店主「作るのに10年かかるからだ。」

ハ「ちょっとまって。あんた何歳?」
店主「180歳」
ユ「チャオが180歳まで生きられるだと?ばかな。長くてせいぜい8歳だ。」
ニ「テイの考えは分かった。10万だな。これで足りるか?」
ユ「(俺の考えは・・・・・・?)」
店主「ちょうど10万だね。じゃあ、その本はあんたのモンだ。」
テ「店主さん。アリガト!」

こうして一行はいい人の本を手に入れた。

効果音「ピー。ザーーーー。ツーーーーー。」
店主「ガーネット様、連中はまんまと引っかかりました。」
ガ「ご苦労。では追跡を開始しろ。」
店主「了解。」
効果音「ガチャ。」
店主「はあ。老人のふりも大変だなぁ・・・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第80号
ページ番号
2 / 2
この作品について
タイトル
チャオレンジャーズ
作者
KAIT
初回掲載
週刊チャオ第75号
最終掲載
週刊チャオ第80号
連載期間
約1ヵ月5日