第三話 実力

あらすじは、281ページの下のほうに第一話と第二話があるのでそっちを読んでください。

ニ「ん?誰だ・・・・・」
彼の後ろに、突如として二匹のチャオが現れた。
チャ1「俺から盗んだ100000リング返せ!」
チャ2「私から盗んだミスリルクロー返しなさい!」
彼らは、ニテロンに物を盗まれた二人組みだった。
ニ「盗んだものは返さぬ。」
ハ「返したほうがいいと思うんですけど・・・・・なんか二人とも強そうですよ・・・」
チャ1&2「いいから返せ!!」
いきなり二人はニテロンを襲ってきた。
ニ「ハヤテ!下がってろ!」
ハ「え、なんでですか?」
ニ「いいから早く!お前もダメージを食らうぞ!」
ハ「は、はい!」
チャ1&2「ごちゃごちゃうるさい!」
ニ「ダークショット!」
ニテロンの手から黒いレーザーが発射!
チャ1&2は倒れた。
チャ1&2「つ・・・強い・・・」
ニ「急所ははずしておいた。じきに目が覚めるだろう。いくぞ、ハヤテ。」
ハ「あ、はい。」
二人はその場を後にした。
ハ「(一撃で二匹のチャオを倒すなんて・・・・・)」
ハ「ところで、さっきミスリルクロー・・・・とかいってましたよね。あのチャオ。それってなんですか?」
ニ「これだ。」
ニテロンはミスリルクローを取り出した。
ハ「これは・・・・そうだ!これを私にください。」
ニ「やだ。」
ハ「どうしても?」
ニ「俺のものだ。」
ハ「そうですか・・・・」
ニ「心配しなくても、鉱山に行ったらお前の武器を作ってやる。」
ハ「え、何で心配してるって・・・それより鉱山ってどこですか?」
ニ「飛んでいけば早いが・・・・今すぐ行くか?」
ハ「明日にしましょう。もう夕方です。」
ニ「明日か・・・・・」
そこへさっきのチャオがやってきた。
ニ「・・・まだこりていないのか。またやられたいのか?」
チャ1「いえ、違うんです。」
チャ2「さっきの実力、しかとこの体で感じました。」
チャ1&2「弟子にしてください!」
ニ「は?弟子?おれは弟子は作らない。」
チャ1「じゃあ、せめて俺たちを旅の仲間に加えてください。」
ニ「何故旅人だと思う。ただの散歩かもしれんぞ。」
チャ2「じゃあ、その散歩にお供させてください。」
ハ「なんかしつこいですね・・・仲間にしてあげたらどうでしょう。旅は人数が多いほうがいいし・・・・」
ニ「・・・戦いの実力はあるのか?」
チャ1「それなりに・・・・」
チャ2「まあまあ・・・・・」
ニ「その言葉に偽り無しと神に誓えるものはこい。」
チャ1&2「あ、ありがとうございます!」
チャ1「申し送れました。俺、ナコといいます。」
チャ2「同じく、テルといいます。」
ニ「兄妹か?」
ナ「いえ、俺が弟で」
テ「私が姉です。」
ニ「武器は?」
ハ「(ニテロンさんは武器にこだわってるんだ・・・・・)」
ナ「バスターソードを使います。」
テ「ミスリルクローだったけど・・・・」
ニ「ミスリルクローは渡さん。」
テ「やっぱり・・・・・」
ニ「だが鉱山に行って、ミスリルが余計に手にはいったら作ってやってもいい」
テ「え・・・じゃあ、これから鉱山に向かうんですか?」
ニ「いや、明日だ。ミスティックルーインの山奥にある鉱山に行く。」
テ「え・・・たしかそこは謎の土があって、いまは奥を掘れないらしいんですけど・・・・」
ニ「謎の土・・・・青い土になっていたりするか?」
テ「え?なんでそれを・・・・・」
ニ「ハヤテ。さっそくカオスエメラルドらしいぞ。」
ハ「カオスエメラルドですか。では、急いでいきましょう!」
ナ「え?カオスエメラルド?急ぐ?何のこと?」
ニ「とにかく、事情は明日、出発するときに言う。きょうはもう日が暮れる。近くに平原のチャオガーデンがあったはずだ。今日はそこに泊まろう。」
ニテロンたちは平原のチャオガーデンに向かった。
わずか数分で平原のチャオガーデンについた。
ニ「ちょうど4匹分空いているらしい。」
一向は平原のチャオガーデンに泊まった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第75号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
チャオレンジャーズ
作者
KAIT
初回掲載
週刊チャオ第75号
最終掲載
週刊チャオ第80号
連載期間
約1ヵ月5日