第一章 十八話 「召喚士探し」
「くっそー」
ズークは矢を放つ、だが、簡単にはじかれた
「何やっているの? そんなんじゃぜんぜんだめだよ」
D・Fチャオは言った
すると、突然、チャドウは語り出す
「奴の弱点は一つある、CAOSを使った攻撃の回復が苦手なんだ」
「そんなこといったって、CAOSの攻撃ははね返すよ」
D・Fチャオは簡単に言う
ふと、ウキワンは何かを思いだしたように、後ろの夕日に目をやった
「あいつの、CAOSと同じか、それ以上ならはね返されないよね。」
ウキワンはにやっと笑って言う
「危険だけど、これなら何とかなるかも」
「どんな技でも、私のCAOSと並ぶほどのCAOSなんてあり得ない
よ」
D・Fチャオは、油断しているようだ
「それはどうかな~?」
ウキワンは、また夕日に目をやった
そして、また、にやっと笑う