第六話 「特訓+a」
特訓開始したレクス達 やっぱりパワンはご機嫌斜めの様子
ズゴーン ズゴーン ズゴーン・・・(パワンの木を殴る音)
パワン「ぜぇぜぇ・・・」
ズゴーン ズゴーン ズゴーン・・・
ギシギシギシギシ ズドーン (木が倒れた)
パワン「ちぃ、なかなかしぶとい木だ」
トビワン「大夫からだがなまっているんじゃないか?」
レクス(そんなばかな、あんな少しであんな木をへし折るなんて)
レクス「あのぉ・・・」
パワン「あ、ごめん忘れてた それじゃあ始めようか」
トビワン「後は任せたチャオ、じゃあ宿にもでってるから」(まだ眠い
し)
パワン「トビワンから聞いたけど剣術を習ってるそうだが剣はどれだけ
できるんだ?」
レクス「大会とかならいつも優勝してるけど」
パワン「ふ~ん(小さな大会だな)剣は、どんな剣を使ってるんだ?」
レクス「取られた」
パワン「何、剣を取られただと?剣士が剣を取られてどうするんだよ、
ふざけるのもたいがいにしろ!(弱キレ)」
トビワン「そーだお前にこれを渡すのを忘れてたチャオ」
トビワンが戻ってきて剣を差し出した。
トビワン「それは、お前の父親の剣チャオ。前から預かっていて、ミニ
なんかあったときは、渡すように言われてたチャオ。今はゆういつの形
見だから大切に使うんだぞ。」
レクスはその剣を一降りした
レクス「なにこれ、とても使いやすい剣だ、今までの剣とは大違い
だ。」
トビワン「それも、そうだろう なんたって魔力の組み込まれた特別な
剣なんだからチャオ」
トビワン「じゃあ宿に戻るチャオ」
パワン「ちょっとまって人に朝早く起きるように言っておきながらそれ
はないでょ」
トビワン「わ、分かったチャオ」(怒らせると怖いし)
パワン「じゃあまず、基本から教えていくよ」
キーンカーン キーン
「まだまだ~」
「そりゃ~!」
こんな感じで三日間経過・・・
レクス「はぁはぁ」
パワン「なかなかやるね、三日の内にかなり上達したんじゃないか?」
トビワン「まったくだ、パワンの速さについていけるまで成長したから
な、だけど油断してるとすぐにやられるから気を付けるチャオまだまだ甘いチャオからね」
パワン「そろそろかな」
トビワン「そろそろチャオこれだけ成長したんだから」
トビワンそう言ったとたんレクスが青いまゆに包まれた。
時間がたつにつれどんどんまゆが薄くなって行く
1分くらいたつと緑色の体をしたソニチャが現れた。
レクス「これはいったい」
変わったからだを不思議そうにながめている。
トビワン「それは、経験を積んだチャオにのみ与えられる「進化」チャ
オ。今、この瞬間にお前は、天より、悪を正すために戦うことを命じら
れたチャオ。つまり、これからペンダントを取り返すために攻め入る事
を天が許したチャオ。こうなればさっそく作戦をたてなければいけない
チャオね。五日以内には出発するチャオよ」
パワン「さあこれからいそがしくなるぞ」
人数足りないけどきっと何とかなるよね さぁ準備を急げー!