さようなら、私。

どんな生命にも最後は無にしかならない。

生まれた彼もそうだった。

だけど彼は無になることに恐怖はしなかった。

「どんなことがあってもかならず明日は来るから。」

この思い・希望・夢があったから。


だから、彼は最後に告げた。


「Goodbye, I am.」


そして生まれ変わる自分に


「Hello, I am.」

このページについて
作者
フィノクス
掲載日
2012年2月26日
ページ番号
30 / 40
この作品について
タイトル
チャオの詩
初回掲載
2011年3月31日
最終掲載
2020年9月16日
連載期間
約9年5ヵ月20日