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オニのひとりが、金棒でいきおいよく雪だるまをたたくと、雪だるまがコナゴナになってしまいました。
雪だるまをつくったチャオが、それを見て泣きだしてしまいました。
オニは、あやまりながらあわてて雪だるまをつくりなおしています。

かまくらに目をつけたオニが、かまくらをこわそうとしています。
オニは金棒をふりあげましたけれど、かまくらのデキのよさに感動してこわすのをやめてしまいました。
そして、かまくらのなかにオジャマして、おとうさんチャオとなにか語りだしてしまいました。

木のうえににげたトビチャオを追いかけたオニたちが、雪を投げつけています。
でも、トビチャオたちにとどくまえに、雪はいきおいをなくして落ちてきてしまいました。
オニたちはあわててにげていきます。
にげおくれたオニが、雪をあびて雪だるまみたいになってしまいました。

「泣ぐコはいねがぁ!」と言いながら、こどものチャオを追いかけているオニもいます。
でも、それは、ちょっとちがうような気がしますね。

ダークチャオのオニたちは、年に一度の大さわぎを楽しんでいます。
おかげで、広場は大こんらんになってしまいました。

オニは~そと~!

どこから、かけ声とともに豆が飛んできました。
ヒーローチャオたちが、オニたいじにかけつけたのです。

オニは~そと~!

ヒーローチャオたちは、つぎつぎにオニたちに豆をまいていきます。
さっきまで、いたずらに夢中になっていたオニたちが、あわててにげだしていきます。

オニは~そと~!

雪だるまになってしまっていたオニは、にげるににげられずに豆をあびてしまっています。
雪だるまをつくるのにしっぱいして、同じように雪だるまみたいになっていたダークチャオも、オニとまちがえられて豆をまかれてしまっています。
かまくらのなかのオニは、お面をはずして関係ないふりをしていますよ。

オニは~そと~!

ダークチャオのオニたちみんながにげてしまったのを見て、オニチャオも引きあげていきました。

オニは~そと~!
ふくは~うち~!

オニたちがいなくなってしずかになった広場で、ヒーローチャオたちがみんなの健康と幸せを願いながら豆をまいています。

オニは~そと~!
ふくは~うち~!

にげだしたダークチャオのオニたちも、オニのお面をはずしてもどってきて、みんなといっしょに豆まきをはじめました。

オニは~そと~!
ふくは~うち~!

チャオたちの元気な声は、きっとチャオの森に幸せを呼んでくれるでしょう。
みんなが健康で幸せにすごせますように。




おわり

このページについて
掲載号
週刊チャオ第48号
ページ番号
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この作品について
タイトル
チャオの森の豆まき
作者
懐仲時計
初回掲載
週刊チャオ第48号