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「極悪非道な貴様は、免許停止255日、罰金65535マッカちゃお!」
え?マッカって何?
円に換算すると、いくらよ?
オレは財布の中身に目をやりながら、投げつけられた免許証を財布にしまう。
「こらぁ、貴様!免許証は貴重品と一緒に保管するなって、教習所で教わらなかったちゃおかぁ!?はう?」
訳分からん理由で怒っていたチャオ刑事の目が、オレの財布に釘付けになる。

「貴様、そのお札を見せるちゃお。」
オレは言われるがままに千円札を取り出す。
「や、やっぱりちゃお!英世さんちゃお。漱石さんじゃないちゃお。」
さっきまで怒っていたチャオ刑事は、にこにこと羨ましそうにその千円札を見つめている。
「いいちゃおねぇ、チャオも、欲しいちゃお~。」
「よかったら、あげましょうか?」
そんなチャオ刑事にオレは千円札を渡した。
「え?いいちゃおか?もらってもいいちゃおか?」
オレはこくりと頷いた。

「わ~い、ありがとちゃお。早速ガーデンのお友達に自慢してやるちゃお!」
そう言ってチャオ刑事はポケバイを急発進させる。
けったましい爆音をおったて、チャオ刑事は去って行った。

一人取り残されたオレは思った。
オレ、警察署に出頭しなくってもいいよね?



おしまい。
ちなみにチャオ刑事は、ヘルメットなし、素っ裸でポケバイを運転しています。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
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この作品について
タイトル
チャオ刑事ヅラーリン
作者
あさぼらけ
初回掲載
週刊チャオ第140号