続き

リー「でもお陰で良い事思いついたもんね！」
デビル「何だと？」
リー「ふふふ・・・。」
リーは得意げな笑みを浮かべる
デビル「なら見せてもらおうか・・・。お前の発案を！」
デビルに動揺した様子が少し伺えた
タッタッタ・・・
デビル「？？？」
突然リーは後ろに走っていった
リー「おし・・・。おら！！」
ダッ、タン！
リーは思いきり走って高く跳んだ
リー「うらあ！食らえ！！」
デビル「フン。上から奇襲攻撃のつもりか？無駄だ！」
サッ
ドオオオン！！
パンチの音が響いた
デビル「では遊びは終りとするか・・・。」
とふと振り返ると
デビル「！？いない！？」
何とリーの姿が見当たらない！
デビル「クッ！どこだ！」
デビルは辺りを見渡すが一向にいない
と突然下から
グオオオオ！！
デビル「何！？」
ドゴォォォン！！
デビル「が、はあああ・・・。」
デビルの体はゆっくりと下に落ちていく
ズドーーーン！！！
重い体が全体を叩きつけた
デビル「ぐ・・・、あ・・・・。」
どうやらデビルは体全体を強く叩きつけられたため、動けなくなってしまったのだ
そして
ゴーーーーン！
ゴングが鳴り、試合は終了になった
結果はリーのＫＯで勝ちとなった
デビル「くそ・・・。負けた・・・。」
ググ・・・・・
デビルは何とか起きあがる事ができた
デビル「完敗だ・・・。まさか俺のアッパーと同じように仕掛けてくるとは思わなかったぞ・・・。」
ヨロ・・・
デビル「ク・・・、体がまだ完全ではないな・・・。」
デビルはよろめきながら席に着いた
このあとの試合はビートがＫＯして進出
第３試合はグレイドが進出
そして準決勝
リーＶＳビート
リー「ビート、今回は容赦しないからな！」
ビート「こっちだって同じだ！」
ゴーーーン！
ゴングが鳴り、試合が開始し・・・、






ゴーーーン！
試合結果はビートのＴＫＯ勝ちとなった
リー「完敗だったぜ。ビート。」
ビート「いや。俺も危なかった所だった。強くなったな、リー。」
とビートが言うと
リー「へへ！ありがとな！」
ガシッ
と二人は固い握手をした
リー「ビート。俺の分まで頑張ってくれよ！」
ビート「ああ！絶対勝ってやるからな！」
そう言ってステージに上がって行った
続く