第１５話　貫く心

あらすじ　お互いの剣と剣がぶつかり合う。

フェンリル「出番ないじゃな～い。だしてよう」

作者「次待て」

では、話へ



ガッキィィィン！

グレムリン「何、私の炎の剣が水に、消されていく・・・」

融解の作用が発生した。

作者「補足です。知ってる人はいるかもしれないけど、固体が液体になることを融解といいます。前回、チャスが氷の剣を作ったのはこのためなんですね。失礼します」

チャス、グレムリン以外「へぇ～、X８１」

激戦は続く・・・

グレムリン「あ・・・炎がぁぁぁぁ」

チャス「今だ、せいや」

グレムリン「くそ」

盾を構えるそして・・・

バタッ

グレムリンが目を開ける。

グレムリン「はーーーはっはっはっ、惜しいかったのお」

チャスが倒れていた。

グレムリン「だが、まだ動けるだろう。あおむけの状態だったら」

チャス「ああ・・動く・・・・・ぜ」

グレムリン「お前を殺しはしない。なぜな」

チャス「うるせぇ」

グレムリン「なら、殺してほしいか？」

チャス「あ・・・あ。この戦いに本当に負けたと思ったらな」

ムクッ・・・チャスが起き上がる。

両者「いざ。尋常に勝負」

チャス「ちっ、知力で戦うしか・・・」

グレムリン「され。相応と散れ！」

キンッ

チャス「はっ」

グレムリン「うわっ」

足払いをかけたようだ。こけたらしい。

しかし、

グレムリン「まだまだだな・・・」

ザクッ

チャス「ぐはっ」

腕を刺された。

チャス「ギガブレー・・・ド」

グレムリン「お前・・・」

グレムリン「ふっ。引き上げだ」

なんとチャスは、自分がどんな状態においても剣使いの１番になるために、自分の貫きをこの剣にこめてグレムリンの心臓をつく寸前に止めたのだ。

グレムリン「俺もまだまだだな。あばよ。」


終了～。では～