第17話 防戦一方

ナイト一行は、相手のスキを見つけては攻撃しようとするが、相手の図体、数によって、その攻撃のチャンスは直ぐに打ち砕かれてしまう
ナイトが三体の敵の気を引きつけている間に、レンが攻撃しようとするが、二体の敵によって封じられる
また、ナイチャルは、相手の攻撃を吸収したエネルギー・エメラルドから、相手に向かってかなりのエネルギーの攻撃をしようとするが、スキが無い
またパチャマは、走りながら後ろに向かって攻撃しまくるが、後ろを振り向く事は出来ないので、命中率は低い
しかしこれでは勝てない。守っているだけ
遂に決心したレンは、逃げるのを・・・守るのをやめ、攻撃的な守りを始めた
これこそ攻撃は最大の防御。相手もレンを攻撃するのをやめてきた
そしてレンに攻撃するものはいなくなった。絶好のチャンス。ナイチャルの周りの奴から蹴散らすか
「衝撃斬!波動斬!激破斬!」
「何!?後ろから!?何故・・・何故誰からも攻撃されてない人がいるのだ!貴様!俺が倒してやる!!・・・ぐ・・・誰だ!後ろから・・・貴様!なんという攻撃をォォォォォォォォォ・・・ぐ・・・」
「まずは一人・・・」
そうナイチャルが言った
ナイチャルを追っていた二体の敵
そいつらの気がレンに向いた時、ナイチャルはエネルギーを放出し、敵を攻撃したのであった
もう一体・・・
この二人だったら楽勝だっただろう・・・
直ぐに攻撃していれば・・・
後ろから・・・他の敵が攻撃してきたのだ
そうして二人はスキを見せてしまった
その間に、敵が攻撃してくる
(負けるのか・・・?いや・・・俺達には勇者がいる!役立たずだが凄い力を秘めた勇者が!)
助けに来たパチャマも袋叩きにされている
ナイトも黙ってはいられない
助けに行ったが・・・
いつものナイトの力ではかなう訳も無く、袋叩きにされてしまった
(僕達はもう終わり・・・?く・・・)
ナイトはシャイン・エメラルドが入ったリュックサックを強く抱きしめた
すると、そのリュックサックから光りが漏れ始めてきたのだ
何が起こるか分からないが、何か勝てるような気がした
ナイトはリュックサックをもっと力強く抱きしめた
すると、いきなりリュックサックから強烈な光りが出てきたのだ

つづく・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第88号
ページ番号
17 / 17
この作品について
タイトル
シャインエメラルドをもとめて
作者
てーるす
初回掲載
週刊チャオ第57号
最終掲載
週刊チャオ第88号
連載期間
約7ヵ月6日