第32話~8回裏~
8回表で7点も取られてしまい、チャオライダーズのムードは気まずくなっていた
さて、打順は、9番のナックからであるが、ナックは8回表の内に体力を大幅に消耗してしまったため、打つ力はほとんどないと言っていいだろう。
9番ナック
ナック「ん・・・。」
ナックは疲れてきていながらも打席に立つ
ナック(やばい・・・。体力が・・・。)
ブラック「ニヤッ!」
ブラックは不敵な笑みを浮かべながら投げた
ドシュ!!
球のスピードが圧倒的に速くなった
ズバー―ン!!
球はど真ん中だったのに、ナックは振ってこなかった
ブラック「もう一球・・・!」
ドシュ!!
ど真ん中ストレートを投げてきた
ナックは見逃さまいと、思いきり力の限り振った
カキ――ン!!!
打球はレフトスタンドにグングン伸びて行く
そして
ガー―ン!!
ナック「ホ、ホームランを打ったのか・・・?」
ナックは信じられない目をしていた
ブラック「( ̄− ̄メ)チッ・・・。」
ブラックはこの一球で不機嫌になった
ビート「次も続けー!!」
1番リー
リー「お~し!」
リーは気合が入っている
ブラック「フン・・・。」
ドシュ!!!!ズバー――ン!!!!
リー「!!!」
ブラックは目に見えないほどの球を投げてきた
リー「い、今までのどの球より速い・・・。」
リーはこの一球でプレッシャーが掛かった
その後、リー・レバルドは三振された
3番ヴァシルも三振され、点差はナックのソロで12−9になっただけであった・・・
来週