第３０話～５回裏～

打順はまた３番ヴァシルから好打順である
只今４−１
３番ヴァシル
ヴァシルがバッターボックスに立つ
ザッ
ドシュ
ヴァシル「ん？球に勢いがないな・・・。」
ヴァシルはここは見逃さまいと思いきり振った
キーーーン！！！
球はライトスタンドに伸びる
ダン！
球はスタンドに入って２点差に縮める
ブラック「ク・・・。」
ブラックは異常を感じたようだがそれでも投げようとする
４番ロッド
ロッド「ここはホームランだ。」
ロッドは気合を入れる
ドシュ！！
ロッド「い！？」
ズバーーン！！
ロッドは唖然とした
ロッド「な、何てスピードだ・・・。」
ヴァシル「あいつ・・・。怪我してたんじゃないのか？」
ロッド「だが、今のはストレートだ。次は打ってやるぜ。」
と再び気合を入れ直すが
ビシュ！！
ロッド「おらぁ！！」
クイ！
ロッド「！！！」
ブーン！！
ロッドは大きく空振りした
ロッド「シンカーか・・・！」
ブラック「ふふふ・・・。」
ロッドはその後シュートで三振された
５番ビート
ビート「・・・。」
ドシュ
今度は遅い球できた
ビート「フォークか？」
ビートは下から振るが
ククッ
ビート「何？」
ブン！ズバン
ブラックはカットボールを投げてきた
ビート「カットボールなんて投げられんのかよ。」
ビートは結局三振される
６番ゲット
ドシュ！
ゲット「もらった・・・。」
クイ
ゲット「！！」
ブラック「よし、空振り・・・。」
キイン
ブラック「！？打っただと？」
ゲットは体勢を崩しながらも打った
しかし球はセンター守備のギルガに捕られアウトになると思った瞬間
ボトッ
ギルガ「！！しまった！」
何とギルガが痛恨のエラーをしてしまった
ゲットは１塁ベースに進んだ
ギルガ「くそ・・・。」
ブラック「・・・。」
７番ヘルドム
ブラック「くそ～・・・。」
ドシュ！
ヘルドム（変化は・・・。）
ヘルドムは慎重に球を見る
シュルシュル・・・
ヘルドム（おし！もらった。）
パキーーン！！
球はライトに転がり、ゲットは３塁を回る
バイオ「おらぁ！！」
ビシュ！！ギューーン！！
球が凄いスピードでホームに向かう
ゲット「クッ！」
バッ
ズザザァ～
アック「どうだ？」
審判「セーフセーフ！！」
何と点を取ったのだ！これで１点差になる
しかしブラックは
ドシュ！！
ドルメス「うわ！」
ズバーーン！！
審判「バッターアウト！」
球の勢いを戻し、三振した

チャオライダーズは１点差と縮めたが来週とんでもないミスを犯すのであった・・・