第9話
「ったく、チャオラルの奴、どこ行ったんだ…。」
うわぁ…チャオっち2機嫌悪い…。
「ま、迷子じゃない??」
って私言ったけど…チャオラルに限って迷子はないでしょう…。きっと…。
「あいつはチャオっちみたいなアホじゃないけどな…。」
うん、そうだよね…。
「ちわ~す!」
「何だよ、いきなり…。」
チャオっち2、機嫌マジ悪…。ってかチャオラってばチャオランと同じような登場の仕方してるよ…。姉妹そろって…。
「ま、そうカリカリしないでさ、元気に明るくいきましょう!」
訳分かんない、コイツ…。
「チャオラル、見なかったか?」
チャオっち2、いきなりそういきますか。
「見ないよぉ。それにチャイルスも見ないの~!」
“見ないの”じゃなくて“いないの”だろ…。
「そうか…。行くぞ、プパっち。」
は~い、行きます☆
「ちょ、ちょい待ってよ2匹とも!この可愛い乙女を1匹で置いてきぼりにする気?ちょっとひどくない?ねぇ、チャイルスが見つかるまでついてってもいい?」
チャオラのどこが乙女なんだかさ…。しかも心にも無いこと言ってるんじゃない…?
「…好きにしろ…。」
チャオっち2が受け入れるなんて何か…珍しいよね…。
「は~い、行きます☆」
脳天気だな…チャオラ…。
「私の愛しのチャイルス~、どこ行っちゃったの~?キツネ狩りにでもあったのかなぁ~?」
キツネ狩りってさぁ、チャイルスはチャオだろ…。
「キツネ狩りなんてあるかよ…。その前にそれだったらお前も狩られるぞ…。」
チャオっち2、今日は何かかっこいい!
「そっかぁ…。」
チャオラ、本気で思ってた…?
「じゃあテイルスをおびき寄せるためにエッグマンが…。」
「いらんこと言うな!!」
はぁ、チャオラにはついていけん…。
「じゃあ…私をおびき出すために…」
「何のために?」
チャオラってホントに脳天気…。ついていけん…。
「と、ところで何で木の上なんてぇ!」
チャオラ、高いところって苦手なのか…?
「この方が早いだろ。」
チャオっち2、冷静に受けてます…。すご…。
「そういうこと…。」
これで納得するチャオラもチャオラだけど…。
「あ、チャオラルだ!」
木の下でチャオラルが辺りを見回してるよ…。
「降りるぞ。」
チャオっち2って軽やかに降りるのね…。すご…。
「やほっ、チャオラル☆」
チャオラル、何か捜し物かなぁ…?
「やほ…プパっち達…。」
元気無いなぁ…。どうしたのかな…?
「どうかしたか…?」
ここはチャオっち2に任せよう…!
「チャイルスが…!チャイルスがぁ!」
何かあったな…。
「何だよ…。」
チャオっち2って冷静ね…。本当に…。
「チャイルスがチャルフって奴追いかけてどっか行っちゃったよぉ!」
おい…どっか行っちゃっただけかぃ…。
「そうか…。」
チャオっち2も脱力…。
「そいつすっごく強そうだったよ!チャイルスが危なーーーい!」
ヒステリックになってるよ…。
「で、どこへ行ったんだ…?」
そうだ、それ聞かなくちゃ…。
「分かんない。」
チャオラルはしっかりしていると思ったのに…。
「とにかく周辺を探すか…。」
チャオっち2、また木に登っちゃった…。
「そういえば何でチャオラルはここにいるの…?」
そうなんだよ…。チャイルスよりチャオラルの方が強いのにさぁ…。何でチャイルスが行ってチャオラルがいるの…?
「えーっと…。最初は1対2でちゃんと(ちゃんとなのか…?)やってたよぉ…。でも途中ではぐれちゃってさぁ…。」
へぇ…そうだったのか…。でも1対2はちょっとセコいかも…。
「チャオラルって以外としっかりしてないのね…。」
チャオラ、それ言ったら終わりだろ…。
「僕よりチャイルスの方が素早いことは素早いと思うよ…。」
ほら、理由があるじゃん…。要するに相手…チャルフとか言ったっけ…そいつが素早いってことだよね…。この周辺にはいないのかも…。
「ふぅん、そう…。やっぱり私のチャイルスはすばらしいわぁ!」
チャオラ、うるさい…。ってかお前って本当に脳天気だな…。
「いたぞ!」
え、マジ!?チャオラもチャオラルも私も一斉にチャオっち2の指してる方向を見た…。
~続く~
~作者のコメント~
つまらないこの話…。誰か笑って…。(無理)
おもしろいキャラ投票でもやってみようかな…?(やって意味あるのか…?)
皆さん文句とかアドバイスとかあったらください!!
お願いします!