第一章　第二部

「世界最強の相手」


二人「グラビティフィールドオープン！バトル！！！」

二人の周りにフィールドが出現した。

ハルク「がんばれライデン！」

ライデン「ぉぉぉぉぉぉおおおおお・・・・！！！！」

ライデンはクリムゾンブレードを構えながら突進した。
アローはその場から動かず、ヘルグラウンドブレイドで受けた。
そのままライデンを押し倒した。
ライデンは仰向けの状態から蹴りを入れようとしたが、大幅にかわされた。

アロー「炎属性使いか・・・、同じだな！」

今度はアローが仕掛け、ライデンにタックルする。
ライデンは反動で転がった。

ライデン「目が回った・・・ﾖﾛﾖﾛ（狂」

ハルク「ライデン、しっかりー！！！」

アロー「世界一を目指すなら、世界の厳しさを知ってもらおう！」

アローは再び向かってくる。

ライデン「負けるか！」

ライデンも迎え撃つ。
剣と大剣のぶつかり合う激しい金属音が響いた。

ライデン「うおおおおおおおぉぉぉっっっっと！！！」

ライデンは退いた。アローが蹴りを入れてきたのだ。

アロー「神滅火炎斬ッッッ！！！！」

アローが思いっきり地面に剣を振り下ろした。

ライデン「熱っッ！！？」

ライデンの足元が急に高温になる。
ライデンが足元を見たとたんにそこから炎が噴出した。

ライデン「うおああぁぁぁぁっっっ！！！」

周りの人「出た！！！世界大会での切り札だ！！！」

わあっと歓声が上がる。
そのままライデンは地面に落下した。

ハルク「・・・・・っ！！！」

ハルクは息を呑んだ。

ライデン「まだだ！まだ・・・・・・勝負は終わっちゃいない！」


続く