激闘編 チャニック死す!?

「ふん、貴様一人で何が出来るちゃお。この弱虫チャオが。」
「よくもチャニックを。絶対許さないちゃお!」
ここに、チャイルスとチャッグマン、チャルネード改とチャッグウオーカーの戦闘が開始されます。

「ふん、この前みたいに一撃で決めてやるちゃお。チャオー砲発射用意!」
「この前みたいにはいかないちゃお。発射前に決めるちゃお。いっけぇ~!」
チャルネード改から、無数のミサイルが発射されます。
「ふん、こんなのどうってことないちゃお。
 エネルギー充填120%!総員対閃光対衝撃防御。
 チャオー砲発射ぁ!!」
エネルギーの束が、チャルネード改を襲う。
「今ちゃお!ポチッとなちゃお!」
チャルネード改は瞬時に、鏡のように輝きだす。そして、チャオー砲のエネルギー弾を跳ね返します。見事、チャッグウオーカーに命中!チャッグウオーカーは木っ端微塵。
「やったちゃお。作戦成功ちゃお!」

どか。

しかし、その直後、チャイルスは蹴り飛ばされます。
「な、チャッグマン。お、お前。…」
チャイルスは気を失います。
チャッグマンは、チャオー砲が跳ね返されると同時に、チャッグウオーカーから脱出していました。
チャオー砲を跳ね返したとはいえ、チャルネード改もその衝撃に耐え切れず、崩れ去ります。
「ちゃ~、ちゃっちゃあ~。このドクターチャッグマン様にかなうと思ったちゃおか。」
「チャイルス~!」
チャミーが駆け寄ります。チャイルスは気を失っています。
壊れたチャルネード改。そして、チャッグウオーカー。
「なんて、なんてことするちゃお~。今度会った時は友達ちゃおって言ったのにぃ。
絶対許さないちゃお!」
チャミーの腕には、巨大なピコピコハンマーが握られていた。

チャミーのハンマーによる強力な一撃!!
しかしチャッグマンは、ピコピコハンマーを蹴り飛ばします。
「ちゃ~ちゃっちゃ~。ワシは、毎日かかと落とししてるちゃお。雨の日も風の日も、かかと落とししてるちゃお。
 武器に頼る貴様など、ワシの敵ではないちゃお。」
「ふ~ん、そうちゃお。」
チャミーはうつむいたまま答えます。
「毎日?
ワタシは、チャニックを見続けたちゃお。毎日!あなたの敵わなかったチャニックをちゃおね!」
チャミーはかまえます。
無駄のないそのかまえにチャッグマンはたじろぎます。
「こ、こなくそちゃお!そんなもん粉砕してくれるちゃお、チャニックの亡霊とともに、死ねちゃお!」
チャッグマンは膝をピンと伸ばし、右足を高々と振り上げます。
「あまいちゃお!」
チャミーは左膝を上げ、その勢いで膝から下もすばやくしなります。
チャッグマンの振り上げた右足の内側から、チャミーの見事なハイキック!
チャッグマンはバランスを崩しながら、なんとかかわします。
次の瞬間、チャミーは膝をまげ、返ってきたかかとが、チャッグマンの脳天を直撃!

「かかと落としとは、ハイキックの返しちゃお。そんなんでワタシに勝とうなんてあまいちゃお。」
チャミーは気絶するチャッグマンに言いました。



次回予っ告~。
宇宙のもずくとなってしまったチャニック。
これで、『ALife』の名を冠するチャオは、チャドー唯一人になっちゃいました。

しかし、そんなチャドーにも、秘密があったようです。
その秘密とは?


「あの爆発で、よく生きていたちゃお。」
「あいにく、日ごろの行いがいいのが、とりえちゃお。」

次回、チャニックアドベンチャー2激闘編 最終話
「駆け抜ける青春!(仮)」
君は、生き延びることが出来るちゃお?

すみません、サブタイトルはまだ未定です。
そんなん、考えるヒマなかったなぁ。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第111号
ページ番号
41 / 59
この作品について
タイトル
チャニックアドベンチャー2
作者
あさぼらけ
初回掲載
週刊チャオ第94号
最終掲載
週刊チャオ第118号
連載期間
約5ヵ月18日