チャニックアドベンチャー2 ダークサイド2
「まずは一つ。」
そこでライトカオスのチャオのアレをじっくりと見た。
「奇跡の生命力を司る、神秘の秘宝。」
そこへ、一人のチャオが近づいて来た。
「なるほど、読めたちゃお。俺はお前の代わりに警察屋さんに追われているちゃおね。」
チャドーが声のした方を見ると、青いカケチャだった。
「なんとか言うちゃお、この偽者チャオ!」
青いカケチャ、チャニックが駆け出した。
同時に、チャドーが叫ぶ。
「カオスコントロール!」
交差する二人。
その直後、チャドーはチャニックのはるか後方にいた。
「チャニックより速いちゃお?」
チャニックは、戸惑いを隠せない。そう、自分の走りステータスはマックス。自分より速いチャオは、いるわけがないのだから。
「いや、ライトカオス君のチャオのアレを使って、ワープしたちゃおか?」
「ボクの名は、チャドー。」
そう言うと、チャドーはにやつく。
「それにしてもお前、ヒーローサイドと言ってる事が違うちゃおね。」
「当たり前ちゃお!」
チャニックは叫んだ。
「俺がヘリから飛び降りたのは、昼すぎちゃお。で、今は夜。」
「それで?」
「つまり、お前は前の晩から逃げ続けてたちゃおか?時間的におかしいちゃお。」
チャドーは、ちょっち苦笑い。
「ふふふふふ、そゆことは、こんな小説もどきで言うんじゃなく…。」
チャドーは、ライトカオスのチャオのアレを強くにぎる。
「ゲームの製作者にでも言うちゃお!」
チャドーは、カオスコントロールを発動させる。
その場から、チャドーは消えた。