第一章 第三話 ~からくりタウン~

あらすじ
逃げ出した事がバレてしまった。
逃げ出すクレナとリオはディオに出会った。
そして、兵隊にバレたクレナとリオ。つかまえようとする直前に、クレナは魔法でテレポーションした。
来た所は村の野原。空をみたら、空が黒くなっていた。


リオ「空が・・・黒い!」

クレナ「空が黒いなんて・・・!!」

ディオ「あっ、ありえない」

ゴゴォォォォォォオオオ
空は渦巻きのようになり、大きな音を立てる。

リオ「・・・・え!?」

リオは空に浮かんできた。
でも、リオだけじゃない。クレナもディオもだ。

ディオ「ええぇぇ!?」

クレナ「そんな・・・・」

リオ「ヤッヤバイ!空に吸い込まれるぞ!」

ディオ「おっおい!手と手をにぎるんだ」

クレナ「ええ・・・!!」

クレナ・リオ・ディオは手と手が離れないようににぎりしめた。

リオ「なんでだ!クレナ」

クレナ「え?なんていったの?」

リオ「なんでこんなことになるんだよ~~~~!!」

クレナ「もしかしたら・・・・悪が私達を!」

リオ「は・・?なんていったんだ!」

それもそのはず、『ゴォォォオオオ』と大きな音も出れば、
声だって届かない。

ディオ「ヤバイ!ヤバイぞ!」

リオ「はなれるなぁぁぁあ」

ディオ「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

リオ達は空に吸い込まれた。
バタバタバタッ

リオ「イッタァ~」

ディオ「皆、大丈夫か?」

クレナ「ええ・・・・でも、ここはどこでしょう」

リオ「ああ。ここも空が黒いし・・・周りも暗いな」

クレナ「いったい・・・・」

リオ「ともかく、ここから逃げなきゃ!」

ディオ「階段があるぜ!下に行こう」

トタバタトタバタ
3びきは下へ降りた。

リオ「ん・・?なんだこれ」

リオの足元にはボタンがある。

リオ「おしちゃおう♪」

ポチ。
リオはボタンを押した瞬間に、周りが反対になった。

ディオ「あれ?さっきあったボタンが天上にある」

クレナ「多分、あのボタンを押したら、周りが反対になってしまうものかも」

リオ「うえ~ 気持ち悪ぃ~」

ディオ「オマエが押したんだろが!」

クレナ「あ・・・見てみて!あのカンバン・・・」

リオ「からくり・・・タウン?」

ディオ「そうか!ボタンをおしたら反対になるって、からくりだったんだ!」

クレナ「まぁ、さきに進みましょう!」

3びきはどんどん進んだ。
ある所にすべりだいらしき物が・・・・

ディオ「すべりだいか?」

リオ「進もう」

リオはすべりだいに座った。
そのあとに、クレナ・ディオが座った。

リオ「行くぞ!」

ピュ~~~~
リオが進んだ後に、クレナがすべり、その後に、ディオが進んだ。

リオ「わわ!3つにわかれてる!よし。真ん中だ」

クレナ「え・・・?三つにわかれてる。右に行こ♪」

ディオ「な!3つに・・・左だぁぁ~~」

3匹ともわかれてしまった。
最初にリオがついた。

リオ「痛!!なんだ!?」

???「からくりタウンへようこそ・・・・」

リオ「は!?」

そのとき、クレナがついた。
なぜかクレナの目はグルグルだった。

リオ「どうした?クレナ!」

クレナ「ん・・・リオ。目が回る」

???「どうやら、その子。グルグルになったわね。クスクス」

その後から、ディオがきた。
ディオはキズだらけ。

リオ「ディオ!大丈夫か!?」

???「フフ。その子、剣にあたりまくったわね」

リオ「なに!?」

???「ここはからくりなの。なにがおこるかわからない」

リオ「じゃまだ!どけぇ!」

???「無理よ。ここはとうせない。とうりたかったら、私を倒して」

クレナ「大丈夫よ。リオ。私も戦う」

リオ「クレナ・・・・」

ディオ「俺もー・・・」

リオ「ディオはまだ休んでろ!復活したら来い!」

ディオ「・・・・・・・わかった」

リオ「さあ、どこからでもかかってこい!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第147号
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
僕らの世界(僕等の世界)
作者
水星
初回掲載
週刊チャオ第146号
最終掲載
週刊チャオ第147号
連載期間
約8日