第一章 第一話  ~世界には悪がいる~

八年前・・・・・・
チャルー王国に新たな王子が生まれた。

王様「おぉ!これがわが国の王子か。」

王女様「なんて名前をつけます?」

王様「リオにしよう。いい子に育ってくれるといいな。」


そして・・・・八年後。
とんでもない子になった。

お手伝い「リオ王子!外に出てはいけませんっ!なにがおこるかわかりませんっ」

リオ「いやぁ~なこった いつまでも中に入られるか!」

王様「何をしている!リオ。」

リオ「ゲッ」

王様「お前は中にいなさい」

王様はリオの首を手でもち、中に放り投げた。

リオ「チッ またかよ」

王様「絶対に外にでるなよ!」

そういって王様は、自分の部屋に戻った。

リオ「・・・・・へへ。バ~カ これであきらめたと思うなよ」

夜 11:00・・・・・

リオ「ふふん♪よしよし。いいぞいいぞ♪」

リオは窓から逃げ出した。
森へと気づかれないように入った。

ガサッ ガサッ
奥から変な音がする。

リオ「なっ、なんだ?」

ガサガサガサッ

リオ「(くっ・・・くる!)」

???「あ・・あなたは?」

リオ「そっちこそ・・・」

???「私はチャルク王国のクレナよ」

リオ「俺はチャルー王国のリオだ」

二人(?)はばったりあって、びっくりした。

クレナ「なっ なんでここに?」

リオ「クレナだってなんで」

クレナ「私はどっかの王子と婚約すると聞いて、つい逃げ出してしまいました」

リオ「俺は・・・・中にいるのがもうがまんできなくて・・・」

???「あなた達は王国からにげだしたのですね?」

クレナとリオの向こうに光が見えた。

リオ「だっだれだ!!」

???「私はこのチャオ星を守る神です」

クレナ「え・・・?」

???「あなた達は逃げ出したため、このチャオ星を守らなきゃいけません。これは常識です」

リオ「なんだって!?」

???「ここには、まだ悪がいます。それを光にかえらなければ・・・・」

リオとクレナはゴクッとした。

???「あなた達は・・・・・いや、この後は言えない。ともかく、これはチャオ星のルールです。やぶったらいけません。これを受け取りなさい」

ぱぁぁぁぁと光がでて、手に物があった。

リオ「け・・・剣!?」

クレナ「なにこれ・・・」

???「クレナは魔法が使えます。お願いです・・・」

リオ「チャオ星のルールだとか言って、お前は神だろ!?悪だって倒せるじゃないか」

???「あなた達はかくごしてきたんですよね」

リオ「はっ?オヤジ(王様)からそんなこと・・・・!!」

クレナ「私も聞いてないわ!」

???「私が神だとしても・・・・あなた達は王です。私では倒せないチャオがいるのです。それに・・・神は姿をあらわしてはいけないのです!」

リオ「・・・・ッ」

???「お願いです。リオ。クレナ。お願いです・・・・」

そして神はフッと消えてしまった。

リオ「なんなんだよ」

クレナ「急ぎましょう!私にはわかります」

リオ「へ?」

クレナ「神のいったとうりです。まだここに悪がいる。ここは闇にしちゃいけない・・・」

リオ「・・・・・そうか」

クレナ「王国の兵士に気づかれないように・・・・」

リオ「分かった 行こう。クレナがいうなら」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第146号
ページ番号
1 / 3
この作品について
タイトル
僕らの世界(僕等の世界)
作者
水星
初回掲載
週刊チャオ第146号
最終掲載
週刊チャオ第147号
連載期間
約8日