第百二十九話
【二重人格?】
司会者「ラストバトル!メタル選手VSスパイラル選手!!」
メタル(なんかありきたりな名前だな~・・・)
スパイラル「いくぞ銀メッキ野郎!!」
メタル(地肌だよ・・銀メッキって・・・)
二人「グラビティーフィールドオープン!バトル!!」
【グラビティフィールド】
スパイラル「いくぞ!!!」
スパイラルは斧を取り出し、突っ込んできた。
メタル「う~ん・・・ちっちゃいね。その斧。」
スパイラル「ぁあ!?」
メタルが、ゴールドアックスを取り出す。
だが・・・
【観客席】
レスト以外「でかぁ!!」
【グラビティフィールド】
メタルの斧は、昔の1・8092倍ぐらい大きくなっている。
メタル「いや~エルフィスもレベルアップしてたって聞いたときは驚いたね~僕以外もレベルアップしてたなんてww」
そういいながら、メタルは前の斧同様、でかくなった斧を軽く持ち上げる。
メタル「さぁ、来るんじゃないの?」
スパイラル「ちぃ・・・」
―作戦変更だ、俺が出る。スパイラルは退け。
スパイラル「・・・わかった・・」
メタル「?」
そうスパイラルが言うと、一瞬気が抜けたように、倒れかけたが、すぐに体勢を立て直した。
スパイラル「さて・・・行かせてもらおうか・・・」
メタル「口調が変わった!?・・・まさか・・・二重人格・・?」
スパイラル「・・まぁそんな所か。だが今の俺はスパイラルじゃない。ハリケーンと呼んでもらおうか。」
メタル「いちいち人格に名前つけるかなぁ~?」
ハリケーン「気にするな。では今度こそ行かせてもらうぞ。」
スパイラル・・・もといハリケーンは斧を持ち上げた。
ハリケーン「ぐっ・・お前よくこんな物を振りませるな・・」
―同じ体なのに情けねぇ・・
ハリケーン「まったく使いにくい・・じゃあ俺の武器を出すか。」
ハリケーンは、斧をしまい、大剣を取り出した。
―だが斧も大剣もあんま重さかわんねーんじゃねぇの?
ハリケーン「少しは楽だ・・・思えばメタルとやら、武器を取り替えてる間に攻撃したらよかったんじゃないのか?」
メタル「あ・・・」
ハリケーン「隙だらけだから心配してたが・・無駄な心配だったようだな・・」
メタル「う・・・・き・・気を取り直して・・・・勝負だ!」