第八十三話
【夢の力】
フォル(・・・うわぁ・・・)
ソニック(・・むごい・・・のか?)
煙が晴れた時にはZEROの頭に巨大なピコハンが当たってへこんでいた。
ZERO「ピーーー!!!」
ZEROの頭が開く。
フォル「頭が開いた!?」
エミー「ここが弱点よ!」
フォル「(だから効かなかったのか)喰らえ!!」
フォルは開いた頭の上から剣で真っ二つに斬った。
ZERO「ヂヂヂ・・・任・・ヂヂ・・務・・失・・ヂヂ・・敗」
ZEROは大きな音をたてて爆発した。
フォル「まさかそんな弱点があったとはなぁ・・」
エミー「まぁ体験済みだからね♪」
フォル「・・ところで・・あいつらは?」
エミー「それならあそこに・・」
アイス「これおもしろ~い!!」
エッグナイト(ヒーローズのオレンジ色の奴)「ピーピー!!」
ドリム「改造しよ~♪」
アイス「うん!!」
エッグナイト「ピーーー!!!!」
チュイイーン!!カンカンカンカンカン!
フォル「うわぁ・・・」
ソニック「無邪気って・・怖っ・・」
ガキ!
フォル「・・え?」
エッグナイト「自爆装置作動、2.4秒前。」
フォル「うわ!微妙な数字!!」
ドリム「え!?嘘!!?」
アイス「大変だーー!!!」
エッグナイト「1・・・」
エミー「いやぁぁぁ!!!」
エッグナイト「0!!」
ドリム「あーーーー!!バリアでも使えたらいいのにーー!!!」
その瞬間ロボットは大爆発した。
テイルス「な・・!何あれ!?」(←上空にいる
しかし・・・
フォル「・・あれ?」
ソニック「何が起こったんだ?」
アイス「ふぅ~ドリムのおかげで助かったぁ~♪」
よく見るとドリムがみんなの周りにバリアみたいなものを張っていた。
エミー「・・なに?ドリムってバリアが使えるの?」
アイス「う~ん使えるんだけど・・使えない、みたいな・・」
フォル「どういうことだ?」
アイス「えっとね、ドリムが願ったことは現実になるんだ~♪」
フォル「なんですとぉーーーー!!!!?」
ソニック「それって最強なんじゃ・・・」
アイス「でもね、ホント~に心のそこから願ったことしか叶えれないの。だからお金がほしいな~とかは叶えられないんだ~」
フォル「へ・・へぇ~・・そうなんだ・・」(←お金出してもらおうと思ってた奴
ドリム「うわ~すご~いホントにバリアでた~wwフォル兄がやったの?」
フォル「へ?」
アイス(ヒソヒソ)「ドリムは自分の力に気づいてないの。」
フォル(ヒソヒソ)「なるほど・・・」
ソニック「まぁともかく、いったんテイルスの工房に戻ろう。」
エミー「そうね。こんな所にずっと居たくないし。」
ナックルズ「よし、早速戻ろう。」
フォル「あ、忘れてた。」
エミー「あんたいるんだったね・・」
ナックルズ「・・・」
ソニック「さぁ、一緒に帰ろうぜ。赤ダルマ。」
ナックルズ(お前一番ひでーよ!!つーか赤ダルマって何!?)