第四十七話

【ダークネスの欠点?】

四十一話でレイのダークネスに囲まれてしまったフォル・・・

フォル「くそ!」

レイ「さぁ・・どう逃げるのかな?」

フォル「どう逃げるって・・」

レイ「さてそろそろ君をダークネスが押しつぶすぞ。」

フォルの居場所はどんどん黒い気体に消されていく。

フォル「ちっ、もう守るしかねぇ・・・って盾盗られてるんだった~」

レイ「こんなときまでそのテンションでいられるとはな。だがこれで終わりだ。」

黒い気体はフォルを包み込んだ。

フォル「ぐわぁぁぁ!!!!」

レイ「これで終わったな。」

黒い気体がどんどん薄れてくる。完全に晴れた時、見えるのは倒れているフォルと赤い二つの剣だけだった。

レイ「ふぅ、これで終わりか。」

???「まだだ!!」

レイ「なに!?」

レイは後ろを斧で切られた。

レイ「誰だ!」

メタル「メタルだ!最初に君に気絶させられたね。」

レイ「なんだ、君か。またやられに来るとはね。」

メタル「もうわかったぞ。きみのダークネスはフォルが囲まれている時上にだけダークネスがなかった!」

レイ「!」

メタル「つまり!ダークネスは空中には放てない!」

レイ「な・・何を言う・・そ・・そんなことは・・」

メタル「・・図星だね・・」

グサッ!

レイの心に何かが刺さった。

レイ「くっ・・」

メタル「そうとわかればこっちのもんだ!」

レイ「うるさい!たとえ空中に放てないとしても君を倒すぐらい簡単だ!」

メタル「あ、そう。じゃあ勝ってみてよ!」

レイ「いいだろう!ダークネス!」

レイはメタルに向かってダークネスを連発した。

メタル「でりゃぁぁ!!」

メタルは出てくるダークネスを斧で切っている。

レイ「ちっ・・」

メタル「ダークネスは気体なんでしょ?だったら切れるよね?」

レイ「まだまだだ!!」

~~余計な話~~
メタル「ふっかーつ!!」
フォル「だな。」
メタル「後は任せてよ!」
フォル「頼むぜメタル!」
メタル「うん!」
~~余計な一言~~
レイ「くっ・・ダークネスの欠点を一気に二つも見つけるとは・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第218号
ページ番号
53 / 229
この作品について
タイトル
バトルプログラム
作者
銀音(銀鉄,マスター)
初回掲載
週刊チャオ第202号
最終掲載
週刊チャオ第328号
連載期間
約2年5ヵ月1日